風景スケッチの基本は消失点
こんにちは デジタルライフコンシェルジュ あずまゆきこです。
今日は、風景スケッチの基礎をお話しますね。
みなさんは絵を描いているとき、なぜか建物がゆがんでしまったり、道が盛り上がったりと、おかしな経験をしたことはありませんか?
PCやiPad で描くお絵描きは、写真をトレースできるのでこういった悩みをクリアできるのが利点ですが、次のような基礎知識を理解しておくと、より描きやすくなると思います♪ よかったら参考にしてみて下さいね。
〜一点透視図法〜
絵を描くときに遠近感と立体感を出すために使われる技法です。
ある一点を消失点として設け、そこへ集まる放射線を引き、その線に沿って絵を描くと奥行きのある絵になるというものです。
下の絵を見てください。中央の消失点に向かって、ドアや窓、床の線を引いていくと、自然な感じの奥行きに見えます。ドアも床もそれぞれ形としては台形ですが、絵の世界ではこれが正解です。
さて、↓この絵の消失点は、どこにあるでしょうか?
放射線を引いてみると、こんな感じです。消失点は、中央にあります。
点がわかったら、ビルや屋根などの線を、すべてそこに向かって 引くように描きましょう。中心奥にむかって角度を変えながら、斜めに引いていけばいいですね。
では、↓この絵の消失点はどこにあるでしょう?
何と、こんなに左端に、消失点があるのです!
この場合も、家の格子模様、道の石畳、椅子のラインまですべて消失点に向けて線を引くように描くと、自然な感じの奥行きを出すことができます。
出来上がった絵が、なんだかおかしいな?と思ったら、消失点を確認してみましょう.。
消失点に向かって引かれていない線があれば、ちょっと描き直すだけで自然に見せることができるかもしれませんよ!
これで、曲がったビルや、盛り上がった道に、?と悩むこともなくなりますね♪(^-^)/
デジタルライフ・コンシェルジュ あずまゆきこ
Atelier de la fée アトリエ・ラフィー ※ iPadでスケッチ散歩……都内各所で毎月木曜開催。 はじめての方は、iPadでスケッチ講座もあります。 詳しくはお問い合わせ下さい。 lafee3737@gmail.com
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