HDDをパソコン無しで簡単コピー
こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの吉田智司です。
パソコンが遅い。
パソコンから「カリカリ」音がする。
こんな場合、HDD(ハードディスク)の不調が原因であることが多いようです。
以前の記事にも書いた検査方法で一度チェックしてみてください。
パソコンのHDDは規格が決まっているので、「大きさ」と「容量」を気を付ければメーカーに関係なく交換が可能です。
大きさは、デスクトップパソコンが3.5インチ(写真左)。ノートパソコンは2.5インチ(写真中央)。同サイズのSSD(写真右)もあります。
容量は、装着されているHDDより大きいもの~2TBまでのものがお勧めです。 (写真では見にくいですが、ラベル印字の「3.0TB」「500GB」などが容量です)
パソコンの筐体にあるネジを外すと交換できる場所にあることが多く
「(パソコンの型番) HDD 交換」でググっると説明しているサイトが多く出てきます。
新しいHDDに古いパソコンのHDDのデータを移す必要があります。
一番簡単な方法がコチラ
(似たような製品がたくさんありますが、仕組みはほとんど同じです)
上部に3.5~2.5インチのHDDを2カ所挿すところがあって、パソコンを使わずにボタン1つで複製(クローン)してくれます。
注意点は、コピーする側とされる側が決まっているので説明書をよく確認して正しい位置に挿してください(逆に挿すと空の内容を古いHDDに上書きしてしまいます)。
この機種では、複製するHDDをそれぞれ正しい位置に挿し、パソコンには繋げずに電源を入れます。
正面にあるClone(緑)ボタンを長押しして正面のLEDランプが点滅を始めればクローン開始
HDDの容量にもよりますが1~3時間かかります。
全てのランプが点灯すればクローン完了。
電源を切って、新しいHDDをパソコンに装着すればOK。
(容量を増やした場合「パーティションの拡張」処理をしないと容量が増えません)
古いHDDはバックアップとして保管しておけば良いでしょう。
このスタンドは同梱ケーブルを使ってパソコンに接続すれば、HDD2つを同時に外部メディアとして使うことができます。
また、ここでご紹介した方法では容量の小さいHDDやSSDには複製できません。このスタンドとクローンソフトを使ってやる方法がありますが、また別の機会にご紹介します。
デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司 パソコン塾三郷教室(埼玉) HP:https://www.misatokyousitu.com/
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