「ダークモード」のメリット
- パソプラ編集部
- 2019年9月21日
- 読了時間: 2分
こんにちは、パソプラ編集部です。
iPhoneのOS、iOS13がリリースされました。iPhone6sやiPhoneSE以降のモデルはすべて無料でアップデートできます。
今回の目玉の機能の1つが「ダークモード」
黒をベースにした画面デザイン。
実は見た目だけではなく、大きなメリットがあります。
バッテリーの消費が抑えられる!(ただし有機EL(OLED)パネルに限る)
通常の液晶パネルは画面の後ろにバックライト(光源)があり、光の三原色であるRGB(レッド・グリーン・ブルー)の各素子に光をとおしてカラー画面を表示しています。液晶は電圧をかけると黒くなる特性を活かして各素子の光具合を調整しています。
つまり、白が一番電力を使いません。
それに対して有機ELはRGBの各素子そのものを電圧をかけることで光らせているため、光らせない黒が一番電力を使いません。
バッテリーの持続時間が気になるスマートフォンで、有機ELパネルではダークモードのメリットが大きくなります。

現在、有機ELパネルを採用しているスマートフォンの主な機種は
iPhone・・・X XS(Max) 11Pro(Max)
Pixel・・・3(XL) 3a(XL) (4)
HUAWEI・・・P30(Pro) Mate20Pro P20Pro Mate10Pro
Galaxy・・・S10(+) A30 Feel2 Note9 S9(+)
Xperia・・・1 XZ3
AQUOS・・・zero
他のメーカーもありますが、いずれも上級機が多いようです。
「黒の締りが良い」「バックライトが無く薄い軽い」「省電力」「視野角が広い」などメリットの多い有機ELですが、デメリットもあります。
デメリット1:製造コストが高い
有機ELパネルの値段が高く(製造会社が限られる。生産歩留まりが悪い等)、価格の高い機種に限定されるようです。
デメリット2:画面の焼き付きが起こる
昔のCRT(ブラウン管)ディスプレイと同じ画面の焼き付きを起こします。長時間同じ画像を表示し続けるのは避けた方が良いでしょう。
ダークモードの設定
●iPhone
iOS13から設定メニューでできます。
「設定」→「画面表示と明るさ」→外観モード「ダーク」

●Android
機種によって異なります。
「設定」→「ディスプレイ」→「ダークテーマ」オン

他にもアプリ毎にダークモードが選択できるものもあります。
設定メニューなど探してみてください。
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