新型コロナウイルス正しく怖がろう
こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの吉田智司です。
「この1~2週間の動向が、国内で急速に感染が拡大するかどうかの瀬戸際であると考えています。」(新型コロナウイルス感染症(新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解)|厚生労働省)
新型コロナウイルスが、世間を騒がせています。
今後どうなるかは、専門家を含め誰も体験していないためわかりません。
いま一番心配なのは、東日本大震災の時もそうだったように「ある事ない事の情報」が錯綜しています。
過去の教訓を活かし、先ずは正しい情報を得るように心がけましょう。
先ずは現状です。
防衛大臣の河野太郎氏が当初から人数をツイートされています。
「国内感染者数は156名」。この数字は「新型コロナウイルス感染症まとめ - Yahoo! JAPAN」サイトの数字ともほぼ一致しています。
「私の見たニュースでは、もっと多かった!」
と感じた人はその情報源に注意してください。
テレビのワイドショーは視聴率稼ぎに必死。新聞・週刊誌も発行部数がいまや死活問題。
不安をあおるほど、視聴率・発行部数が伸びるので、クルーズ船の感染者数(日本国内感染ではない)で水増ししたり、韓国や中国の感染者数を見出しに使ってセンセーショナルに仕立てています。できれば見ない方が少し冷静になれます。
「不安をあおっているテレビの例(回復者数も出していない)」
ニュース番組も注意が必要です。
・症状の特徴や回復数は伝えず感染数増加のみをあおる
・すぐに政府批判に結びつける(限られた時間の今やる事ではない)
見るニュース番組を変えた方が良いでしょう。
症状について
新型ウイルスに感染すると、発熱から始まり、その後は空ぜきの症状が現われるとみられる。
1週間後には、息切れの症状が現われ、中には病院での治療が必要な人も出てくる。一方で、感染しても鼻水やくしゃみが出ることはめったにないと言うのが、特徴的だ。 (新型コロナウイルスとは? 症状は? 自分を守るには? 知っておくべき6項目 - BBCニュース)
以外と報道されていないのが、初期症状の嘔吐と下痢です。
体力があり若い人など8割の人は風邪の症状で一週間ぐらいで回復するようです。
致死率は2.3%と言われていますが、年代により大きく異なります。
対処方法
むやみに病院行くのは医療機関を麻痺させ、陰性だった場合他の感染症を含め感染の確率を上げることになります。
受診する目安は次の通りです。
●軽い症状が出た場合には、外出をせず、自宅で療養してください。
●風邪の症状や37.5°C以上の発熱が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます) ●強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある ※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
上記に該当する場合、各都道府県が設置している電話相談窓口へご相談ください。
予防方法
感染力が強く、飛沫感染する新型コロナウイルスですが、一番の予防は「外部の人と接触しない」ことです。
しかし、生活するにはそういうわけにはいきません。
・外出する場合は「マスク」をする(目の粘膜も盲点で「メガネ」も有効です)
・顔を触る前に「手洗い」をする
実際に効果も上がっていて、今季のインフルエンザの発症数は昨年の1/6だそうです。
こちらからチラシをダウンロードできるので、印刷して貼るなどして感染予防の啓蒙に協力しましょう。
情報収集
最後に今後の情報収集について。
台風の時も書きましたが現在起こっていることを調べるにはTwitterがベターです。
しかしTwitterはすべて口コミのため玉石混交。混乱に乗じてデマと不安をあおる内容も少なくありません。
Twitterの基本は
・1つのツイートを信用しない(上記の場合Twitterの検索欄で「お湯を飲めば」や「26~27度」で検索すれば他のツイートからデマだとわかります)
・発信者のリプライ(返信)や他のツイートを確認する(ツイートの本文をクリックすると他の人の返信が読めます。またアイコンをクリックするとその人のその他のツイートが見られます。政治団体などバイアスがかかっている発信者もいます)
上記のツイートの様に正しく情報を得られれば、実際に感染した人の生の声やマスコミに惑わされない情報を知ることができます。
新型コロナウイルスは怖いですが、必要以上に騒ぐがないことでパニックを防ぎ、ひいてはパンデミックを防ぐことができます。
デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司 パソコン塾三郷教室(埼玉) HP:https://www.misatokyousitu.com/
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