2021年を大胆に予測してみる
新年、おめでとうございます。
デジタルライフ・コンシェルジュの増田直樹です。
コロナで始まり、コロナで終わった2020年
昨年2020年は3月以降の新型コロナの世界的な感染拡大で始まり、4月~5月の緊急事態宣言による外出自粛、テレワーク、オンライン(リモート)授業、11月からの感染第三波で終わった1年だったように思います。
2021年はいったいどんな年となるでしょうか。
私なりに大胆予測してみました。(あくまでも一個人の意見・見解です!)
まず、この原稿を書いている1月2日午後には、こんなニュースも飛び込んできました。
関東の一都三県が政府に「緊急事態宣言」発令の要請。
この流れだと1月上旬に最低でも首都圏には「緊急事態宣言」発令がされそうな気配が濃厚です。
(そうなると、東京オリンピック・パラリンピックは残念ながら「中止」せざるを得ないかも・・・)

新しい生活様式・価値観が加速していく
コロナを一撃できる対処療法が開発されるとか、効果抜群なワクチンが安全な状態で安価で提供されるとか、そんなニュースでもあればいいのですが、まだこのコロナとの付き合いは続きそうです。
一言でいうなら、今年も新型コロナの影響が継続し、2020年から大きく変わった新しい生活様式・価値観の変化がさらに加速していく1年となりそうです。
WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は次のように言っています。
WHOの見解
「変異していくウィルス」や、動物、昆虫を媒介とした「新種の感染症」が発生していく可能性
私も日々情報収集には務めていますが、次のことに注目しています。
・デジタル化・オンライン化は一層加速する
自分には関係ない、やらなくてもやっていける、などと考えずに、ぜひご自身でも体験しておきましょう。コロナに限らず、遠く離れた家族や親しい人と、その場所に行かずに交流できる方法は、覚えておいて損になることはありません。必ず将来役に立つ知識となります。

・異常気象による大型台風、大地震(震度6以上)など自然災害発生の可能性
自分や親族が住んでいる地域のハザードマップの今一度の確認を。特に沿岸沿い(津波)河川沿い(氾濫)・山側(土砂崩れ)に住んでいる方は、万一の時に備えて避難ルート、家族間の安否確認の予行演習など、真剣にご準備をおすすめします。
事が起こってからではなく、何もない時に意識して備えることが必要です。

・株式や仮想通貨(暗号資産)の更なる高騰と急落
日米の株式や、ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)は今後さらに急騰し、その後「何らかの悪材料」が出て急落するでしょう。
仮想通貨に関しては、さまざまな意見があるところでしょうが、昨年はビットコイン、イーサリアムなどの仮想通過は、株式や債券、金といった既存の資産を遙かに上回る上昇率を記録しました。こうした市場の動きは、各国の思惑や世相を色濃く反映し、世の中の動きを知るには格好の材料ですので、引き続き注目していきたいところです。
・特定の業種の廃業や倒産
来年のキーワードに「K字回復」という単語が出ていました。Kの字のように上昇している企業と下降するものとの二極化が進むという意味のようです。
人々は集まること、移動すること、今でなくてもいいことを控えるようになりました。その結果、著しく客足が衰えた業種があります。飲食、旅行、宿泊、航空、イベント関連企業・商店には引き続き冷たい風が吹いています。この分野の廃業・倒産は今年も多くなってしまうでしょう。
どう考えても上昇が見込めない業種・業態は1日も早い業態の転換、場合によっては廃業も視野に入れた検討・決断をすべきかと思います。
2019年までの働き方・商売の仕方は再び戻ってはこない
今までやってきた「ビジネスモデル」や「成功体験」は通用しない。昨年私たちが痛感したことです。
各個人や商店、企業は、当初に立てた売り上げ目標を何が何でも達成するという仕事のやり方では、やっていけなくなります。

それよりも、変化する時代や状況、お客さまのご要望を早めに察知し、それらにどうやったらお応えすることできるのか、そちらにシフトしていった方がよい。
例えば
前年比80%でもやっていけるような仕事のありかたとは?
主力商品以外のもので売れるものがあるのか?
今までのやり方以外で売ることができないのか?
どうしたら自分のお店や会社が次のステップに進めるか?
それを真剣に考える時間をしっかり取らなければ、これからは生き残ってはいけません。
お店や会社、店長や経営者だけでなく、そこに属する一人ひとりが
「どのような価値を生み出せるのか」
「何を創り出していくことができるのか」
を考え、着実に取り組んでいくことが大切で必要とされているのではないかと思います。
その中で、ITを使えば解決に結びつくこともたくさんあるはずです。ITの活用法、アドバイスなど、少しでもヒントになることが、私たちの教室にはご提供できます。
ITの活用などで、何かご相談などがあったら、ぜひお近くの「パソコープ」加盟のお教室をお訪ね、ご相談ください。

デジタルライフ・コンシェルジュ 増田直樹
パソコムプラザ(千葉・東京)
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