パソコンに音楽CDを取り込んで「music.jp」
- 柴田光昇
- 2021年3月3日
- 読了時間: 4分
こんにちは デジタルライフ・コンシェルジュ 柴田 光昇です。
昨日は音楽プレイヤーアプリ「music.jp」が使いやすいのでお勧めしました。
最近ではオンラインでストリーミング再生できる音楽配信サービスが広がっていますが、今日は手持ちのCD音源を聴きたい方のためにパソコンにCDの楽曲を取り込んでアンドロイド端末に同期する方法をご紹介します。

パソコンへの音楽CDの取り込みはWindowsに組み込まれている『Windows Media Player』を使います。
『スタート』ボタン→『Windowsアクセサリ』→『Windows Media Player』の順にクリックして起動します。

最初に音楽取り込みの設定を確認します。『整理』→『オプション』の順にクリックします。

オプション画面から『音楽の取り込み』タブをクリックし画面を参考に設定を確認し『OK』ボタンをクリックします。
形式はMP3がおススメです。
『CDの取り込みを自動的に開始する』のチェックボックスはレ点を入れると自動になり操作が簡単ですが、1曲目の音楽タグ(アルバム名、アーティスト名、楽曲名などを記録してある情報)が収集される前に取り込みが開始される場合があります。あとからタグ編集するのは面倒なのでここではチェックを外しておくことをおススメします。
『取り込み後にCDを取り出す』のチェックボックスはレ点を入れておくと取り込み終了後に自動的にCDが出てきますので取り込みが終了した際にわかりやすいです。

CDをパソコンのディスクドライブ(光学式ドライブ)に挿入します。
(最近の薄型パソコンでは光学式ドライブが無いものがあります。USBで接続するタイプが販売されています。)

パソコンがインターネットに接続されていれば自動的にアルバムタイトルや楽曲名などが表示されます。『CDの取り込み』ボタンをクリックします。

初めて『Windows Media Player』で音楽CDを取り込む場合は『取り込みオプション』の画面が表示されます。この画面が表示された場合は上記の画面と同じように項目を設定し『OK』ボタンをクリックしておきます。2回目以降は表示されません。

音楽CDを挿入した際にアルバムアート(CDのジャケット画像)が♪画像のままで表示されない場合はネットからジャケット画像を探してピクチャーにダウンロードしておくと次の方法で設定し表示させることがきます。パソコンに取り込む際は♪画像のままでいいので楽曲をパソコンに取り込んだら、アンドロイド端末に同期させる前に設定し表示させておいてください。
ダウンロードしたジャケット画像をクリックし選択した状態で『ホーム』タブの『コピー』ボタンをクリックします。

『Windows Media Player』の画面に切り替えたらアルバム画像に表示されている♪マークの画像を右クリックし、『アルバムアートの貼り付け』をクリックします。

アルバムのジャケット画像が表示されるようになります。

音楽CDをパソコンに取り込んだあとは、その楽曲をアンドロイド端末に同期(コピー)していきます。
USBコードを使ってパソコンにアンドロイド端末を接続します。『端末データへのアクセスの許可』画面が表示されますので『はい(アクセスを許可)』をタップします。端末によっては『USB接続の用途』や『USBの使用』という画面が表示される場合もありますので、その場合は「ファイル転送モード(MTP)」をタップして切り替えます。ここでアンドロイド端末へアクセスしてファイルの転送ができる状態に切り替えておかないと同期ができません。

アクセス許可をしてファイル転送ができる状態へ切り替えると『Windows Media Player』の画面右側に接続したアンドロイド端末の名前や空き容量などが表示され同期できる状態になります。

左側にあるパソコンに取り込んだアルバムを右側の同期リストの欄までドラッグ&ドロップします。好きな曲だけ一曲ごとにドラッグ&ドロップしてもOKです。

同期リストに転送したい曲が表示されていることを確認したら『同期の開始』をクリックします。これでアンドロイド端末にパソコンで取り込んだ楽曲が同期されます。先にご紹介した『music.jp』アプリを起動すると同期された楽曲が自動的に読み込まれて聴けるようになっています。

記事中でも触れましたが、オンラインでストリーミング再生できる音楽配信サービスも各社充実してきています。オンラインでの音楽配信サービスについては過去に吉田智司先生が紹介されているパソプラ記事を参考にしてみてください。
コロナ禍でふさぎがちな気分になることも多いですが、そんな時は好きな音楽を聴いて乗り切りましょうっ!

デジタルライフ・コンシェルジュ
柴田 光昇
パソコンじゅく高森教室(長野)
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