Googleフォトでスマホの空き容量を増やす

こんにちは、パソプラ編集部です。

先週の記事、スマートフォンやタブレットの空き容量を増やすの最後に「Googleフォトを使う」と書きました。

今回はその具体的な方法と、そもそも「Googleフォト」について基本的な説明がまだでしたので簡単にご説明します。

Googleが提供している無料サービスの１つで、写真や動画をクラウド上に保存してくれます。

すごいのは容量無制限の上、撮影日順に整理。キーワード検索以外にも撮影地・顔認識などの検索機能も充実。同じGmailアドレスを使うことでパソコン・スマートフォン・タブレットなどどこからでも保存・閲覧することができます。

スマートフォンやタブレットのアプリはこちらからどうぞ。（Android端末は標準でインストールされています）

アプリを開いたら初期設定をしましょう。

「写真へのアクセス～」は必ず「OK」をタップします。（この後の「通知を送信～」はどちらでもOK ）
「バックアップと同期」は「高画質（無料、容量無制限）」を選びます。
「Wi-Fiを利用できないときは～」はオンにしておいた方が外出時の撮影時でもすぐにバックアップを取ってくれるのでお勧めですが、契約パケット容量が少ない人はオフにしてください。
画面下のGmailアドレスを確認して「確認」をタップします。
スマートフォン（タブレット）内の写真や動画が読み込まれます。

基本的にはこれだけでOK。

Android端末は撮影するとすぐにバックアップされますが、iOSの場合はGoogleフォトのアプリの画面を表示しないとバックアップされないので時々開くようにしましょう。

写真は自動的に撮影日順に整理されます。

写真や動画の検索は上部の検索欄をタップしてキーワードを入力するか、表示される検索候補をタップします。

検索に関してはこちらの記事をご参考ください。

■「Googleフォト」を利用してスマホ・タブレットの空き容量を増やす

Googleフォトはスマートフォンやタブレットで撮影した写真や動画をクラウド上に無制限でバックアップしてくれるので、スマホ・タブレットから削除してもGoogleフォトのアプリを開けばすぐに見ることができます。

つまりバックアップされた写真・動画をスマホ・タブレットから削除すれば空き容量を増やすことができます。

ただし、以下の注意点があります。

Googleフォトでバックアップされた写真や動画は圧縮されるのでわずかながら画質が劣化します（大きいものはリサイズもされます。写真：1600万画素・動画：1080p）。オリジナル画像が必要な場合は事前に別の方法でバックアップしておく必要があります。
Googleフォトアプリで写真を閲覧する場合、クラウド上の写真を表示するので通信パケットが消費されます。特に動画の閲覧時はWi-Fiに接続するなど注意が必要です。
iPhoneやiPadの場合iCloudで共有している場合、その写真・動画も削除されます。そちらをメインで使用している場合は注意が必要です。

実際の操作方法です。

Googleフォトアプリの左上の「三（メニュー）」をタップし、「空き容量を増やす」をタップします。
「～〇〇〇個のファイルを削除しますか？」が表示されたら「削除（〇〇〇個）」をタップします。（iOSの場合、「”GooglePhotos”に～削除を許可しますか？」が表示されるので「削除」をタップします。）
【iOSの場合】これだけでは削除用のフォルダに移動しただけなので空き容量が増えません。最後の画面に表示される操作をします。・アプリ「写真」を開く