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  • 吉田智司

ハードディスクの健康チェック

こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの吉田智司です。

Windowsパソコンは規格が決まっている部品の集合体でできています。

デスクトップパソコンであれば「CPU」「メモリー」「HDD(ハードディスク)」「マザーボード(基板)」「電源ユニット」「ケース」に至るまで規格が合えば交換可能です。

ノートPCなどはコンパクトにするため独自設計のパーツが多いですが、「メモリー」の増設や「HDD」の交換は少し勉強すればそれほど難しい作業ではありません。

パソコンのパーツの中で一番壊れやすいのは「HDD」と言われています。

HDDは、金属の密閉容器で磁性体を塗布した金属ディスクがモーターで高速回転し、 レコードの針のようなアームが作動して接触しないギリギリの高さでデータの読み書きをしています。

このような構造からHDDは振動や衝撃に弱く、場合によっては一部欠損して 読み書きできない箇所が出てくる可能性があります。

HDDの故障の前兆としては次のような症状が起こります。

  • パソコンの起動やアプリの起動が極端に遅くなる。

  • アプリが起動しない。突然終了する。

  • パソコンが起動しない。

HDDはパソコンのプログラムのすべてと写真や動画、作成したファイルのすべてが保存されているいちばん大切なパーツです。

故障してから大切なデータを取り出すには専門の業者に依頼しなければならず、数万円~数十万円の費用がかかります。

そんなHDDの健康状態をチェックしてくれるフリーソフトがあります。

インストールは上記リンクをクリックし、「通常版」の「exe」ボタンをクリックするとダウンロードされます。

ダウンロードしたファイルをWクリックし、「同意する」→「次へ」→「次へ」→「次へ」→「次へ」→「インストール」の順でインストールされます。

起動はデスクトップのアイコンをWクリックするか、インストールの「完了」をクリックすると起動します。

健康状態「正常」と温度がブルーで表示されていればひと安心。

健康状態または温度が黄色や赤で表示されるようなら早めの交換をおすすめします。

せっかくHDDの健康チェックのフリーソフトを入れても、忘れた頃に故障したのでは意味がありません。

このソフトはHDDの異常が発生するとメールでお知らせしてくれる機能があります。

メニューの「機能」→「通知機能」→「メール設定」を開きます。

次のように入力します。

To: 通知を受けるメールアドレス(ここではGmail)

From: 適当なメールアドレス

Host: 「smtp.gmail.com」(gmailの場合)

Port: 「587」(gmailの場合)

ID:  メールアドレスの@より前(gmailの場合)

Password: メールパスワード

SMTP/SSL チェックを入れる

「Test Mail」ボタンをクリックしてメールが届くかチェックします。

「[CDI]~」から始まる件名のメールが届けばOKです。

最後に常時監視してメール届くように設定します。

メニューの「機能」→「通知機能」→「メール通知」をクリックしてチェック。

メニューの「機能」→「常駐」をクリックしてチェック。

メニューの「機能」→「スタートアップ」をクリックしてチェック。

これで全ての設定が完了です。

後は「[CDI]~」のメールが届いたら「CrystaldiskInfo」を起動して確認、HDDの交換など早めに対処しましょう。

以前にご紹介したSSDに載せ替えると動作も早くなり快適になりますよ。

 
 

デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司 パソコン塾三郷教室(埼玉) HP:http://www.misatokyousitu.com

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