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デジタルと脳〔4〕男性脳・女性脳

2018-11-13


こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの須藤健です。

 

世の中では「男性脳」と「女性脳」ということがしばしば使われます。

 

男性は理論的な思考をし、女性は感覚的な思考をするなんて言われます。また、地図を使って目的地まで行くことは男性のほうが得意で地図を読み取ることは女性が苦手。これもよく言われることです。この「地図を読み取る」能力を「空間認知力」といいます。「空間認知力」は物の位置や大きさ形あるいは間隔などを正確に認識する能力です。空間に存在しないものをあるかのように想定する能力と考えてもいいと思います。

 

 

 

皆さんは「地図を見て目的地にたどり着く」ということは得意ですか?苦手ですか?私の経験では女性のほうが「苦手」という方は多い気がします。ですからやはり「男性脳」と「女性脳」には得手不得手があるように思っていました。これは学術的な調査でも明らかになっているそうです。

 

 

ところが、今年(2018年)9月付の英紙「Daily Mail」でこの男女差はその国の公平さに関係があると報じました。

 

その調査方法がなかなかユニークで世界57か国55万人のデータを分析したということなんです(日本は対象外)。57か国55万人に同じ条件でのデータってどうやって集めたと思いますか?

 

なんと、スマホのゲームです。

「Sea Hero Quest」というゲームで表示された地図を覚えてチェックポイントを順番に通りボスを見つけ出すといったゲームです。世界で300万人以上がプレイしているんだそうですよ。

 

Sea Hero Quest

 

 

 

このゲームはドイツの会社が世界各地の人々の空間認知力を計測するために制作したものでそのデータはアルツハイマー認知症などの学術研究に利用されるそうです。元々が「データを収集することが目的」というのもいかにもインターネットですね。

 


さて、今回の記事ではそのデータ解析により「空間認知力の男女差」の原因が分析されました。女性は男性に比べて「地図を読み取るのが苦手」という傾向は確かだったのですが、その差が小さい国は男女間の不均衡を示す「ジェンダー・ギャップ指数」が高い国、つまり男女格差が小さい国ほど空間認知力の男女差も小さいことが明らかにされました。

 

今回の研究によると、ナビゲーション能力が高かったのはフィンランドとデンマークなどの国で、学校でオリエンテーリング(地図やコンパスを使って自然の中で目的地に到達するスポーツ)を学ぶ北欧諸国は好成績だったそうです。

 

 
男女間の性差は確かに存在します。でもその影響は環境的な要因が大きく、また習慣により違いが出てくるということでしょう。

 

人間の持つ能力として「道具」を使いこなすことがあります。これを上手に正しく使うことでいつかは男女間の性差は今よりもっと縮まってくるように思います。ましてや今回の調査に使われたデジタル機器を使いこなせばさらに加速度を上げてやってくるように思いませんか。あくまでも正しく使いこなすことは欠かせませんけどね。

 

  

日本ブラッチング協会

Bratching(ブラッチング)は頭のストレッチ運動

Bratching協会HP:http://www.bratching.com/

 

 

 

デジタルライフ・コンシェルジュ 須藤健

おとなのAula練馬校(東京)
教室HP:http://www.tomato-p.co.jp/
Bratching協会HP:http://www.bratching.com/

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