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須藤健

デジタルと脳〔5〕デジタルと鋏は使いよう


こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの須藤健です。

少子高齢化の叫ばれる昨今、「認知症」という単語を目にすることが多くなっています。

私たち人類の最大の特徴であり武器であるのは「頭脳」です。この機能を失う「認知症」はもっとも私たちが恐怖に感じる状態であることは間違いないですね。

ある意味、「デジタル機器」という代物は私たちの「知能」の部分を肩代わりしてくれる道具ですから頭脳を使わずに楽をさせてくれています。

とても助かる一方で「使わなければ衰える」というのも現実。ですから、人間の特徴の武器を守るためには頭脳を衰えさせない努力もしなければいけません。

では、デジタル機器は人間の知能を奪ってしまう代物なのでしょうか?

デジタル機器を使うと私たち人間の認知機能がドンドン低下してしまいダメになったしまうのでしょうか?

そんなことはないはずです。

人間が開発し世に出てくるデジタル機器は人間のために出現しているはずです。

デジタル機器は人間のための「道具」です。これはハサミやペンと同様の「道具」ですよね。

人間の脳の進化はものすごく、脳以外の身体よりもずっと速く進化してきたといわれています。ある意味「速過ぎる」ともいえるそうです。

その進化に大きく貢献しているのが「道具」を使うことだったんです。

他の動物と違って手先を使うことで脳がみるみる間に進化していったのです。

そうです、問題は手先を使う機会の減らす可能性のあるのが「デジタル機器」なんです。

先日、私の教室で株式会社NeUさんの「XB-01」という機材を使って脳の血流量を測定する機会がありました。

脳の血流が活発になることで脳が活性化し元気になれるそうなんです。

教室の生徒様にご協力いただき、「XB-01」を装着して頭のストレッチ運動である「Bratching(ブラッチング)」をするとご参加いただいた5名の皆さん全員が見事に血流が上がったんです。

Bratching(ブラッチング)もすごいですが、その効果を測定できる「XB-01」もすごい。手先など使わなくても脳を元気にすることができている状況を頭の外側から脳の中の状況を確認できる「XB-01」は紛れもない「デジタル機器」です。

私たち人間にとって最大の特徴であり武器である「頭脳」を守り進化させてくれることを担ってくれるのは、ハサミやペンに加えて「デジタル機器」がプラスされそうな気もしてきます。

もちろん使い方を間違えれば人間の害にもなります。ハサミも使い方を間違えれば人間に傷をつけます。ペンも間違ったサインをすれば大勢の人を不幸にすることだってあります。

デジタル機器もその本来の目的を理解し、人間のための「道具」として上手に使っていきたいものです。そして、手先を使わなくても脳を進化させる時代が来ることを大いに期待しています。

 

日本ブラッチング協会

Bratching(ブラッチング)は頭のストレッチ運動

Bratching協会HP:http://www.bratching.com/

デジタルライフ・コンシェルジュ 須藤健

おとなのAula練馬校(東京)

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