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柴田光昇

一眼カメラで星空を撮影してみよう!準備編

こんにちは デジタルライフ・コンシェルジュ 柴田 光昇です。

デジタル一眼カメラで風景写真を撮る方は多いと思いますが 最近のデジタル一眼カメラは綺麗な星空を撮影することもできます。 写真は今年の1月末に撮影した冬のダイヤモンド(大六角)

今回は準備編!! 星空撮影に必要な機材を紹介したいと思います。 基本的には一眼カメラと三脚、レリーズがあればOKです。 撮影時にあると便利なアクセサリーや小物も紹介していきます。

★デジタル一眼カメラ 私はPENTAXの一眼カメラを使っています。普通の一眼カメラでOKです。 一眼レフやマニュアル撮影のできるミラーレスでも大丈夫です。 高感度に設定しても画質が良く高感度ノイズが少ないカメラが最適です。 少し前のデジタル一眼は高感度ノイズが多かったりしましたが 最近のデジタル一眼カメラはかなり改善されています。 少し前のカメラでもパソコンを使った撮影後の画像処理で ある程度高感度ノイズを軽減する事もできます。

★レンズ 撮影するレンズですが星空撮影では広角レンズが向いています。 また星空は暗いのでF値の明るいレンズが有利です。

星空の撮影は高感度で長時間露光しないといけませんが 星は時間の経過と共に少しずつ動いていきます。 広角レンズの方が星の動く量が少なくなります。 F値の明るいレンズであれば露光時間も短くできます。 そのため、より点光源で星を撮影する事ができます。

私が星空撮影で使うレンズは10-20mm 1:3.5通しの広角ズームと 18-35mm 1:1.8通しのやや広角よりのズームです。 各社レンズキットの標準ズーム広角側でもOKです。

★三脚 三脚はしっかりカメラを固定できるものを使って下さい。 またカメラ本体を上空に向けることが多いので 高さのある三脚の方が使いやすいと思います。

★レリーズ シャッターを切る際にカメラ本体がブレてしまうのでレリーズは必要です。 ただ、用意できない場合はセルフタイマーを使って撮影します。

続いてあると便利なアクセサリーや小物を紹介していきます。

★ソフトフィルター 普通に撮影しても星空は綺麗ですが有名な星座や夏の大三角、冬のダイヤモンドなど 明るい星をより大きくドラマティックにみせたい場合はソフトフィルターがあるといいです。 私はKenko(ケンコー)のPRO SOFTON(プロソフトン) Aを使っています。

★レンズヒーター 夜間の撮影では空気中の水分が水蒸気となってレンズに夜露がつきます。 夏でも夜露は発生しますのでレンズヒーターがあると便利です。 モバイルバッテリーで通電するタイプがおススメです。

★巻きポカ(レンズヒーター代用品) レンズヒーターが無い場合は桐灰の巻きポカ(足首用)を用意して下さい。 ドラッグストアやホームセンターなどで買う事ができます。

★予備バッテリー 夜は気温も低下しバッテリーの消耗も早くなります。 またピント合わせにもライブビューを使ったりしますので 予備のバッテリーを充電し用意しておきましょう。

★ピントリング固定用のテープ サージカルテープやマスキングテープがあると マニュアルでピントを合わせた後ピントリングを固定でき レンズヒーターを巻く時などにピントリングがズレるのを防げます。

★ヘッドライト 夜間の撮影は暗闇で行いますので両手の使えるヘッドライトがあると便利です。 電池の消耗が少ないLED式で眩しさを抑えるために赤色モードのついている ヘッドライトがおススメです。

★LEDハンディーライト 暗い所を照らす事にも使えますが風景などと一緒に星を写す際に 被写体を照らすことにより幻想的な星景写真を撮ることができます。

★双眼鏡 撮影の対象となる星を探す際に双眼鏡があると便利です。 淡い天体などは双眼鏡を通して集光することで肉眼で見るよりも はっきりと天体の位置を確認する事ができます。

★スマホ用星座アプリ スマホを向けるだけでその方角にある星の位置が リアルタイムにわかる星座表アプリや好きな日時を指定して 各天体の位置を正確に割り出せるStarWalk2などを使えば より簡単に目的の天体を探すことができます。

撮影機材と共に紹介したアクセサリーや小物を用意して 綺麗な星空を撮影しに出かけてみましょう!! 次回は撮影方法をご紹介する予定です。

 

デジタルライフ・コンシェルジュ 柴田 光昇 パソコンじゅく高森教室(長野) 教室HP http://www.pasokonjuku.com/

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