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  • 横沢聡一

「OCN モバイル ONE」一度は検討をおススメ

こんにちは デジタルライフ・コンシェルジュ 横沢 聡一です。

「OCN モバイル ONE」が昨年11月20日に新プランを発表しました。

今までOCN自体「迷ったら110MB/日プラン」をおススメしていたので、私の教室で契約したほとんどの方がこの日次プランです。

今回は新プラン発表で、日次プランの方が、今後どうしたらいいのかを考えてみました。料金は断りがない限り税別表示です。

1. 今までのプランの特徴

1日単位で110MB。容量を使い切ったら(いわゆるギガ死、パケ死という状態ですね)容量制限なしに低速モード(200Kbps)になります。そして日が変われば、再び復活。 シニアの方だと、「お孫さんがYoutubeなどの視聴で上限値を超えても翌日復活している」なんてことがメリットでした。

実際に使ってみると、この「低速モード」あなどれません。 200kbpsの状態は、ぎりぎりYoutubeが楽しめる状態。私などは車でYoutubeをラジオと同様に聞いて、非常に重宝しています。(最初の1分ぐらいは、とぎれとぎれになるのですが、それを乗り越えれば画質を気にしなければ比較的に快適だと個人的には思っています)

詳しく検証しているホームページもあります。


(※データ繰り越し:Wi-Fi使用などで使いきれなかった場合は、前日分までは引き継がれますので、最大220MBまでなります。(アプリでの表記は230MB)) (※最低利用期間:新プラン開始後に旧プランを申し込んだ場合は、旧プランでも最低利用期間は「なし」)

月々の使用量が明確でない場合や初めての方にとっては『使いすぎても翌日になればギガが復活。さらに低速モードが結構使い物になる』という非常に都合の良い契約でした。

2. 新プランの特徴

そして、昨年の11月に発表されたのがこのプラン。 一言でいえば、日時プランを止めて(旧プランで申し込みは今でもできます)、月毎のプランに統一して値下げしたということでしょうか。見た目の料金はお安くなっています。 しかし、低速通信は、今までのように無制限ではなく、データ通信料の半分に設定されています。

例えば「3GB/月コース」の場合、当月の通信量が3GBに達すると通信速度が最大200kbpsに制限。さらに制限後の通信量が1.5GB(通常のデータ利用量と合わせて4.5GB)に達すると、通信速度が200kbpsからさらに遅く制限されるとのことです。

こうなったら容量追加(500円/1GB 専用アプリで追加 以下の図参照)するか、当月中そのまま耐え忍ぶかの2択になります。

日時プランから変更するなら以下の3つぐらいが候補になりそうです。

3.「旧プラン」→「新プラン」に変更すべきか?

「低速通信をどれくらい意識して使っているか」によって決めるのが良いでしょう。

どんな方が変えるべきか考えてみました。

変更すべき人とは・・・

(ア) とにかく安くしたい方

家ではWi-Fi。外出先で、電話と多少のネット機能が使えれば十分だという方は、新プランの1GB/月で済ますのがよさそうです。

今まで1000円代前半のプランがなかったのが弱点の1つでした。420円も(1600-1180円)割り引かれるのは大きな魅力ではないでしょうか。

(イ) トータルで3GBぐらい使えればよい人

特別な使い方をしなければ、教室の実績では月々3GBあれば、ほとんどの人が十分な容量であると感じてます。そんな方は3GB/月コースに変えれば、120円(1600-1480円)/月のマイナスになります。

つまり、多くの方にとっては新プランに変更する価値があるということですね。

(ウ) ギガをいっぱい使いたい方

低速通信のことを別にすれば、新プランは今までよりリーズナブルです。ご自宅にWi-Fiなどがなくて3GBで不安な方は6GBにワンランクアップするのもありかもしれません。6GBあれば、Youtubeなども特殊な見方をしてない限り安心して見ることができるのではないでしょうか。

変更してはいけない方は・・・

(ア) 低速通信を積極的に使っている方

radiko Youtubeを低速通信で無制限に使っている方は、あえて新プランに変えると今までと同様な使い方はできなくなってしまいます。これに尽きるのではないでしょうか。

ただし、同じ音楽関連でもAmazon Music(有料)とGoogle Play Music(無料で使用している場合でもカウントフリーです)はカウントフリー対象ですから、低速通信のことを考えることはありません。

カウントフリーに対しては、私の過去の記事をご覧ください。

(イ) とにかく いわゆる「ギガ死」がいやな方・・・

日時プランは、どんなに使おうと日が変われば、復活します。

うまくバランスが取れている方は容量オーバーに関してほぼ気にする必要がありません。こんな方はあえて変える必要もないでしょう。

OCNのアプリで使用量を見れば、該当するかどうかは大体わかります。以下の例だと、ほぼ、お正月の時だけ容量オーバーいわゆる「ギガ死」が発生。低速通信を利用していたことがわかります。1か月トータルでは1.99GBの使用ですので、毎月この程度の使用なら3GB/月の新プランにした方が快適で安くなりますね。しかも翌月は繰越で4GB/月になるので心強いです。

(ウ)新プランに変更した場合に注意したいこと 旧プランから新プランへの変更は、簡単にできますが2点注意が必要です。

1つは一度新プランに変更すると「旧プランに戻すことができない」こと。

もう一つは、「APN設定を変える必要がある」ことです。

特に、”APN設定を変える必要がある”ことは、なかなか気が付かないのではないでしょうか。

APNとは、スマートフォンなど携帯電話の回線を使ってデータ通信を行う機器において、インターネットのようなネットワークへ接続する際、必要となる設定です。

最近のSIMフリースマホには格安SIM毎に事前に登録された設定があるのが普通ですので、それを選ぶ(もしくは自動認識)だけで良いのですが、この新プランでは、新プラン専用の設定への変更が必要です。

当面は自動認識することはないと思いますので、ご自身で変更する必要があります。

(変更しないと「電話は使える」「Wi-Fiでは使える」しかし、外でネットの機能が使えません) 詳細はこちらをご覧ください。

5.「OCN光モバイル割」に関して

2019年3月末の光回線のシェアはMM総研の資料によれば、OCNがトップでおよそ20パーセント弱です。

最近は、スマホだけの方もいらっしゃいますので話題が少なくなっていますが、いまもってOCN(NTTコミュニケーション)がトップシェア。 OCNに加入している方は、モバイル割で毎月200円さらにお安くなります。

申し込みはこちらからです。

新プランの適用の検討だけでなくこちらも併せて確認。

利用していない方はぜひご利用ください。

みなさまの快適なスマホライフに少しでもお役に立てれば幸いです!

 

デジタルライフ・コンシェルジュ 横沢 聡一 ホームコンじゅく鎌倉教室(神奈川) Facebook https://www.facebook.com/kamakuranikoniko/ ブログ   http://blog.goo.ne.jp/kamakuranikoniko 教室紹介 http://kamakuranikoniko.life.coocan.jp/

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