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  • 竹島均

デジタルデトックスのススメ

こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの竹島均です。

今回はデジタルデトックスのお話です。

デトックス = 生理学的・医学的に体内に溜まった有害な毒物を排出させること

「え?デジタルって毒なの?」って思いますよね。 とても便利だったり、楽しかったり、私達人間の生活を大きく豊かに変えてくれたデジタル機器。 もちろんそれは間違いないことですが、その恩恵の裏で、なにかを失っていることもあるのではないでしょうか?

例えば「健康」

便利になればなるほど「動く」ということが少なくなります。

移動は自動車。

買い物はネットで宅配。

家の中でもなんでもリモコン。

いや最近はリモコンを取りに行くこともなく、「しゃべる」だけでいろんなことをやってくれる。

動かなくなることで、体力が衰え、風邪や病気にかかりやすくなったり、筋力が衰えてロコモになったり、骨に刺激が少なければ骨粗鬆症にも。

特にスマートフォンを使っているときは姿勢が悪くなりがち。

スマホ首、ストレートネック、肩こりなど。

首の形が悪くなると結局、腰に負担がいって腰痛にも。

近いところばかり見ていることによる急性内斜視(片方の目が寄り目になってし まい物が二重に見える)もスマホの普及とともに増えているそうです。

また指を酷使することで、腱鞘炎や手根管症候群なども。

まだはっきりとした関連が認められたわけではありませんが、なにかしら関係しているのはないかと言われています。

さらにはストレス。 24時間つながっていることに、逆にストレスを感じることはありませんか? 自分が投稿した記事への反応が気になったり、少なくて不安になったり・・・

例えば「時間」

デジタルにかかわっている時間ってどれくらいあるのでしょうか。 特に、スマホやSNSに費やしている時間。 ある調査によると、1日にスマホを利用している時間は「2時間以上3時間未満」が24.1%と最も多かったそうです。

さて、この時間、どう思いますか?

時間がなくてやりたいことができない、やっていても集中できないという声をSNSなどで見かけることがありますが、さて・・・・?

決して、スマホやSNS、デジタル機器が悪いと言っているわけではありません。 逆に、やっぱり今はもうなくてはならないものでもあるでしょう。

だからこそ、今、デジタルとの「距離」を考えて欲しいのです。 まだスマホやSNSが本格的に普及しだして10年くらい。 次から次へと便利なもの、楽しいことが洪水のように押し寄せてきて、あれもこれもそれも!と夢中になっていて、負の部分が見えなくなっていることはありませんか?

ちょっと離れてみることで、デジタルとの自分にとっての距離感が見えてくるような気がします。

昨年12月には自動車運転中のスマホ操作に対する罰則が強化されました。

それはとりもなおさず運転しながらスマホを使う人が減らないからでしょう。

でも、きっと誰もがみんな「運転中のスマホは危険なもの」「してはいけないこと」と理解しているはず。 ところが「まぁ、ちょっとだけだし」「自分は大丈夫」と思ってしまう。これは飲酒運転と同じようなもの。 ちょっとスマホを見た・・・だけでこれからの人生を最悪なものにしてしまわなようにしましょうね。

そのために「デジタルデトックス」

完全に断つとかいうのではなく、やりかたも人それぞれでいいと思います。

  • スマホを置いて近所を散歩してみる

  • 仕事で使わないのなら、職場にはスマホを持っていかない(あるいは持っていかない日を決める)

  • 電波の届かないようなところにキャンプに行く

そうやって、ちょっとスマホやSNSから離れて見ることで、自分とそれらとの距離感を見つめ直すきっかけになると思います。

私自身も以前はスマホ依存か?というほどでした。 あるきっかけから、スマホとの距離が気になって、まずは「スマホでは原則、SNSは利用しない」ことにしました。 いろいろ写真は撮ったりしますが、投稿は帰ってからパソコンで。

また、生徒さんからの個人メッセージ以外のSNS関係は、スマホでは通知をオフにしました。

これがほんとに楽♪

やっぱり「ピンポン」とか鳴ったら気になってしまいますよね。 そうすると、自分のやりたいことにも集中できなくなってしまって。 スマホからのSNS関係の通知がなくなったことで、スマホを触る時間が激減。 肩こりも少なくなり、毎月のように起きていたひどい頭痛も最近は全くなくなりました。

なによりやっぱり精神的に楽です。 そして、スマホのバッテリーも良くもちます (^.^;

先日の私のスマホです。

フル充電から33時間で画面がオンになってたのは17分でした (^.^;

でも、配達の時やランニングのときはブルートゥースイヤホンで音楽を聞きながら、ランニングの記録アプリを起動させてるし、スマートウォッチで心拍数なども常時記録してるし、コンビニやスーパーでの買い物も電子マネーと、他にもいろいろとスマホは利用しています。

ただ、画面を見続けるような使い方はかなり減らすことができました。

自分自身、今くらいのスマホやSNSとの距離が一番いいと思っています。 やりたいことにも集中できるし、新たな挑戦にも余裕ができるし。

この距離感は何度もいいますが、人それぞれです。

皆さんにとっての距離感を「デジタルデトックス」を行うことで見つけ、より楽しく便利で健康的なデジタルライフを送って欲しいと思っています。

ぜひ、「デジタルデトックス」で検索してみてください。 電波の届かないような奥地のお寺とか、海外とかへの「デジタルデトックスの旅」みたいなものもあるようですよ(^^)v

 

デジタルライフ・コンシェルジュ 竹島均

@ほ~むパソコンじゅく(北海道)

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