- 吉田智司
パソコン内蔵カメラは安全か?
こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの吉田智司です。
テレワークやオンライン飲み会などで、Zoomなどのテレビ会議が普及しました。
以前は使うはずもなかったパソコン内蔵カメラ。
4,5月は外付けのWebカメラが軒並み在庫切れになり
「付いてて良かった」
となりました。
ちなみにこのカメラ普通に写真を撮ることもできます。
スタートメニューの「カメラ」をクリックすれば、スマホのカメラと同じような画面が出るのでシャッターアイコンをクリック。
ピクチャフォルダの「カメラロール」に保存されます。
もっとも解像度も低く、スマホの様に手軽に被写体に向けられないのであまり実用的ではありませんが。
さて、この内蔵カメラですが「盗撮される心配は無いの?」という疑問が湧いてきます。
結論から言うと
「普通の人はちょっとした対策をすれば大丈夫」です。
不安をあおるいくつかの記事を見てみると
・カメラがハッキング(乗っ取り)されたとされている記事のほとんどは街頭カメラの映像(街頭カメラはネットで接続するのが前提なので、パスワードさえ解れば誰でも見られます。また、多くの人に開放しているライブカメラもあります。)
・事前にカメラを制御するためのスパイウェアが入れられている
(つまり特定の人を監視するための労力が必要なので一般の人はほとんど心配はないはず。)
それでは具体的な対策をご紹介します。
【対策1】電源を切る
これだけですべて解決してしまいます。パソコンを使い終わったら電源を切ればOK。
外部からアクセスしようとしても、電源が切れていたら何もできません。
使用しているときは、パソコン内蔵のカメラが起動しているときにカメラの横にある小さいランプが点灯するので見ればわかります(カメラのアプリかZoomなどで確認してみてください)。
【対策2】不正なプログラムのチェック
インターネットで「パソコンに不具合が発生しています。今すぐこのプログラムをインストールしてください。」など、素直な人は従ってしまい返って有害なプログラムをいれてしまうことがあります。
そんなプログラムが入ってないか定期的にチェックしましょう。
次の記事のソフトを使うと簡単にチェック&駆除ができます。
【対策3】物理的に目かくし
それでも不安な方は、カメラに貼るスライド式の目隠しシールが売られているのでこれを貼りましょう。これなら物理的な操作が必要なので心配ないですね。
デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司
パソコン塾三郷教室(埼玉)