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吉田智司

スマホ誕生以来の衝撃「Oculus Quest 2」

こんにちは、デジタルライフコンシェルジュの吉田智司です。


これまで存在しなかったものを説明するのは難しいです。


例えばiPhoneを初めて手にした感動は

「電話ができてネットが見れて写真が撮れる電子手帳の凄いやつなんだよ!」

と言ってもそれぞれのガジェットは既にあるわけです。

それらが1台のスマートフォンになることで、生活様式が一変するほどのパラダイムシフトが起きることが、実際に使ってみて初めて解るわけです。


そのスマートフォン以来、ひさびさに新たに生活様式が一変するようなハードウェアが誕生しました。

それがVRゴーグルの「Oculus Quest 2(オキュラス クエスト2)」です。



「VRゴーグルって前からあるじゃん。スマホをセットするやつでやったけど大したことないし。」


ぜんぜん違います。


パソプラでも何回かご紹介しましたスマホをセットして使うVRゴーグル。


左右の目にそれぞれの映像で立体視できて、首の向きに合わせて映像が変わることで360度見られるのでそれなりにVR感がありますが、これは「3DoF(スリーディーオーエフ)方式」。簡単に説明すると座ったまま首だけを回してあっちこっち見てる感じです。


それに対して「Oculus Quest 2」は「6DoF方式」。

3DoFに加えて身体の前後左右と高さまで再現します。



違いを例えると3DoFがサファリパークのサファリバスの中から動物を見てるイメージで、6DoFがサバンナで動き回りながら動物を見てるイメージです。



さらに「Oculus Quest 2」にはハンドコントローラーという左右の手に持つコントローラーが付いてきます。

これはゲーム機のコントローラーと同じ役割でもあるのですが、手の位置を追跡(トラッキングと言います)していて、VR空間内にも手が現れて物を疑似的に触ったり持ったりすることができます。つまりゲームでは剣を振ったり銃を撃ったり、ゲーム以外でもフィットネスで腕を回したり物を掴んだり投げたりすることができて、より一層没入感(その世界に浸っているような感覚)を高めてくれます。



ですから、ゲーム以外でも人気コンテンツがたくさんあります。


仮想空間で飛んでくるキューブをリズムに合わせて切っていく「Beat Saber」



実際に卓球をやっているような感じになる「Eleven: Table Tennis VR」



本当にボクシングをしているようヘロヘロになる「The Thrill of the Fight」



かと思えば、自然の空間でまったりできる「Nature Treks VR」



映像系も充実していて「Amazonプライム」のアカウントがある人は仮想の映画館の空間で大画面で映画が見られたり「YouTube VR」では360°カメラの映像の中にいる感覚のものがたくさん見られます。



これまでも高性能・高画質のVRゴーグルはありましたが「Oculus Quest 2」はこの性能で37,100円。高性能ゲーム機・スマホよりも安く買えます。

しかもスタンドアロンで使えるので他に必要なのはセットアップで使うスマホとWi-Fi接続、それからFacebookのアカウントの3つだけです。



コンテンツ動画も上げましたが、画面越しに動画を見るのとその空間にたたずむのでは全然違います。ぜひ、一度経験してほしいです。

「Oculus Quest 2」を手にする機会がありましたらチュートリアルアプリでもある「はじめてのQuest」をやってみてください。何ができるか全身で理解できると思います。



コミュニケーションにおいても現実に合うのが難しい現状、Zoomなど今年はいろいろコミュニティの形が進化しましたが、来年以降VRがコミュニティの大きな役割を担う可能性も決してないとは言えないと思わせられます。


冬休み前に手に入れて冬休みにじっくり体験するはいかがでしょうか。

(Ocuius公式・Amazon・ヨドバシカメラ・ビックカメラなどで購入可能です)



 

デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司

パソコン塾三郷教室(埼玉)

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