今年来そう!VRミーティング「Spatial」2
こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの吉田です。
昨日はVRミーティング「Spatial(スペーシアル)」をご紹介しました。
コロナ禍で直接会うようなコミュニケーションが難しくなり、2020年ではZoomを筆頭とする映像と音声のコミュニケーションが主流となりました。
今年来そうなのが「VRミーティング」。
同じ仮想空間に入りながら会議をしたり懇談したり。そのための環境を提供してくれているのが今回ご紹介するアプリ「Spatial」です。
Spatialの特徴は
ミーティングルームの仮想空間があらかじめ複数用意されている(追加もできる)
自撮り写真1枚で自分の顔のリアルアバターを作ってくれる
招待した人だけでミーティングができる
Oculus Quest2などのVRゴーグルの手の動きを再現できる
無料で時間無制限。最大50人(内VR30人)が参加できる
VRゴーグルが無くてもスマホやパソコンから参加できる
昨日の記事でアカウントの作成とスマホでの参加方法は説明しました。
今日はVRゴーグル「Oculus Quest2」(以下Quest2)での参加方法をご紹介します。
まずはQuest2の「アプリ」から「ストア」をクリックします。
「Spatial」で検索し「インストール」をクリックします。
インストールされるまでしばらく待ちます「開く」が表示されたらクリックします。
起動すると「Spatial」のロゴが表示されます。音声のアクセスは「許可」をクリック。
仮想空間が表示され認証用の5桁の数字が表示されます。
スマホの「Spatial」アプリを起動します(ゴーグルずらしながらやりにくいですが)。
右上のゴーグルのアイコンをタップします。
ゴーグル内に表示された5桁の数字を入力し「DONE」をタップします。
(スマホでの作業はこれだけです)
スマホとの連携が終わるとQuest2の画面に各ミーティングルームの一覧が表示されます。
最初は「Intro To Spatial」をクリックまたは指でタッチします。
周りを見回すとミーティングルームに入ったことがわかります。
基本操作のパネルが複数表示されています(全部英語ですが)。
移動はハンドコントローラーのスティックレバーを前に倒し、青い矢印を行きたい場所に合わせスティックを離すと移動できます(左右どちらでもOK)。
スティックレバーの左右の操作は身体の向きが変えられます。
ハンドコントローラー(B)または(Y)ボタン(手前のボタン)を押すとメニューがでます。
ミュート・・・自分のマイクがオフになります
メモ・・・手書きまたは英字キーボードでメモが書けます
アイテム・・・3Dモデルなどのアイテムを出現させられます
ルーム移動・・・他のミーティングルームへの移動や部屋を抜けられます
設定・・・ミーティングルームの設定
例えば「メモ」はボードの色を変えたりペンの色や太さを変えたりできます。
キーボードや音声入力(英語ですが)も可能です。
書いたメモやすべてのアイテムは両手のトリガーボタンを操作して大きさを変えたり空間の好きな位置に置くことができます(慣れれば片手でもできます)。
他にもいろいろできますが、最後にお友達の招待方法を説明しましょう。
部屋にあるホワイトボードの右上の人のアイコンをクリックします。
「Invite user by email」で相手のメールを入力してリンクを送る(SEND INVITE)か
ミーティングルームのURLが表示されるので「EMAIL ME A LINK」をクリックして自分宛てにリンクのメールを送り、それを相手に転送します。
招待される側の方は、一度「Spatial」をインストールしたスマホからリンクを開きましょう。
送られてきたメールをスマホで開き、本文のリンクをタップすると「Spatial」が起動してミーティングルームに入れます(そのまま閉じてOK)。
履歴が残るので、次にQuest2の「Spatial」アプリを起動したときに表示されるルーム一覧に部屋の名前が追加されているのでそこから参加できます。
一度ミーティングルームが登録されれば次からは簡単に入れます。
Zoomのような画面越しではなく、同じ空間にいるコミュニケーション
ぜひ、体験してみてください。
デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司
パソコン塾三郷教室(埼玉)
Comments