- 吉田智司
スマートスピーカーって何?
こんにちは デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司です。
「今日の天気教えて」
「今日のスケジュール教えて」
iPhoneの「Hey Siri」やAndroidの「OK Google」など
話しかけて答えてくれる音声認識システムを
スマートフォンを持たずに
テーブルの上のスピーカーで実現したのが
スマートスピーカー(またはAIスピーカー)です。
(だいたいの製品が360°声が届くよう円柱形をしています)
アメリカでは2015年に「Amazon Echo(エコー)」(米アマゾン社)から 発売され人気になりました。(日本では2017年末発売予定)
大きさの違う数種類・値段で販売されていて
大きな違いは音楽を聴くための音響性能の違いのようです。
主な使い道は
音楽の再生
照明のコントロール
タイマーセット
スマートフォンでもできることですが
スマートフォンを手に持ち、ロックを解除して、話しかける。
これに比べて、
朝の支度をしながらでも話しかけるだけ。
音声で答えてくれるところも耳以外フリー
で便利だそうです。
(どれだけ忙しいのか。それともズボラなのか。)
現時点で日本で買える製品は2つ。
●「Clova WAVE」(LINE社)2017年10月発売 14,000円
あのSNSのLINEが日本初のスマートスピーカーを作りました。
LINEはLINE MUSICという音楽聴き放題(960円/月)というサービスがあります。
これと組み合わせて「お部屋のBGMに」という使い方ができます。
(Clova WAVE + LINE MUSIC(12ヶ月)セット:12,800円 有り)
また、この機種ならではの機能として
赤外線リモコン機能(テレビをつけたりチャンネルが変えられる)
LINE機能(「お母さんにLINE送って」「新しいLINE読んで」ができる)
ようです。
●「Google Home」(Google社)2017年10月発売 15,120円
既にGoogleにはスマートフォンの「OK Google」で 音声認識システムには一定のアドバンテージがあります。
(この辺は後発のAppleにも期待できます)
実際、他社のスマートスピーカーでは
「アラームを解除して」では認識せず
「アラームを止めて」で認識した例も有りました。
Google検索に関してはかなり自然な会話でできるようです。
誰の声か聞き分けられ
それぞれのGoogleアカウント(Gmail)で設定すれば
それぞれの声で自分のカレンダーの予定登録もできます。
スケジュール管理にGoogleカレンダーを使っている方には便利ですね。
音楽再生などの音質にこだわらなければ
Google Home Mini(6,480円)も今月23日に発売予定です。
今後も続々と発売・開発のニュースが上がっています。
Amazon Echo(Amazon)2017年末発売
Apple HomePod(国内未定)
Microsoft Harman Kardon Invoke(国内未定)
パナソニック SC-GA10(国内未定)
ソニー LF-S50G(国内未定)
ONKYO(国内未定)
SHARP(開発中)
今後の個人的な予想は
IOTで家電製品がWi-Fiでつながるようになり
その操作の中心がスマートスピーカーになり
「エアコンつけて」「寝室温めておいて」
「洗濯から乾燥までセット」
など、絵に描いたような未来がやってくるでしょう。
その時に操作アプリが提供されるのが
どのスマートスピーカーに採用されるか?
このあたりがポイントになりそうです。
いずれにしても興味のある方は、公式サイトやググってみれば
もっと詳しい情報が出てきます。
今すぐ使ってみたい方はご自分のライフスタイルに合わせて
Amazon Echo(2017年末発売)
Clova WAVE(LINEが便利)
Google Home(多人数での使用に便利)
上記機種の中から選んでみてください。
デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司
パソコン塾三郷教室(埼玉)