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  • 横沢聡一

正しく理解☆格安SIMの長電話対策法

こんにちは デジタルライフ・コンシェルジュ 横沢 聡一です。

今回は格安SIM運用のスマホの電話料金に関してです。

わたしの教室では、積極的に格安SIM運用のスマホを推進しています。

それは、単にリーズナブルであるかということもありますが、特にシニアの方にとってわかりやすい契約であるところが大きな理由です。

いままで、キャリア契約(※ドコモ、au、ソフトバンクのスマホ)の方のほとんどが「自分の契約がよく分かっておらず」、しかも「いろんなオプション契約をしてしまっている」さらに、高いからやめようと思っても「機種代金の残債が大きく残っていてやめるにやめられない」などという方が非常に多いのです。

正しく理解すれば、特にシニアにとっては、メリットが大きい格安SIM運用のスマホですが、弱点もあります。そのうちの一つが電話料金に関してです。

LINEや、メッセンジャーなどで電話使用をしない方も増えていますが、その一方、スマホが家電(いえでん)代わりで、(主に)特定の方と長電話する方も、少なからずいらっしゃいました。

単純計算だと、30秒20円が通話の素(す)の料金なので、1時間長電話すると、20円×2×60分=2,400円になります。2時間長電話すると4,800円。

これぐらいになると基本料金が1600円程度(110MB/日の契約の場合)ですから、合計6,600円(税別)になるわけです。こうなると、キャリアのスマホと大差ありませんね。(これ以降すべて税別表示になります)

したがって、月々2時間以上程度の長電話を日常的にする方は、対策を講じないと格安SIMのメリットが薄れてしまうのです。

今回は、そんな場合に有効なサービスのうちの1つ。「OCNでんわ」をご紹介します。OCNモバイルONEの格安SIMを使っている方なら、全員恩恵にあずかれます。

まずキホンのキから

「OCNでんわ」を利用するには、プレフィックス番号(後述)をつけて、お安くかけられる中継電話会社経由で電話する必要があります。

この仕組み、昔あったなと思った方は鋭いです。そう、固定電話でかつてマイラインという名で提供されていましたね。

固定電話の世界ではひかり電話などで距離にかかわらず十分お安くなり、携帯・スマホに主役を奪われ、ほとんど聞かなくなりましたが(2024年に廃止予定)、スマホの世界で再び脚光を浴びているのです。

重要なのは、中継電話会社を経由させないといけないこと。

それにはどうするかというと「OCNでんわ」の場合には、電話番号の先頭に「003544」を付けて電話する必要があるのです。

要は、目印に相当するのがプレフィックス番号ということですね。音声品質は、変わりません。デメリットは、ほぼないので使わない手はありませんよ。

そして、ここからが特に大切。

では、毎回「003544」をつけて電話するのでしょうか? 

いえいえ、そんなめんどうくさいことは致しません。それを、私たちの代わりにしてくれるのがアプリの役割なのです。

したがって、安い電話を利用するには、常にアプリ経由で電話する必要があるのですが、これを理解されていない方が、結構多いのです。

つ・ま・り・・・

「OCNでんわを利用するには、OCNでんわアプリから電話する必要がある」ということ。このアイコンから電話することを、くれぐれもわすれないでください!

そうせずに、高い料金を支払っていた方を何人も見てきました!!

「OCNでんわ」は以下の様に4種類あります。

ザクっと、できるだけ簡単にご紹介すると

① 「OCNでんわ」

OCNモバイルONEの音声通話契約の方なら、アプリをインストールして、このアイコンから電話するだけで半額になります。

② 「OCNでんわ 10分かけ放題オプション」

1回の電話が10分までだったら、プラス850円は必要になりますが、かけ放題になります。つまり10分までの電話を守れば、いくら使っても2450円になるということです。なお、10分を超えた分は①の料金が適用されます。

③ 「OCNでんわ トップ3かけ放題オプション」

長電話するのが決まった3人までだったら非常にお得です。その3人にはいくら長電話しても2450円になります。

トップ3人は自分で登録するのではなく、勝手に月ごとに調べてくれるので、とても使い勝手が良いのではないでしょうか。なお、トップ3以外の方は①の料金が適用されます。

④ ②と③を組み合わせた、「OCNでんわ かけ放題ダブルオプション」

長電話トップ3はいくらかけても定額。トップ3以外の方も10分までは定額なので、月々2900円で収まります これに加えトップ3以外で10分以上の方は、①の料金が適用されます。

教室の実績では、お仕事に使われている方は10分以上の電話は多くないので②が効果的。家電(いえでん)代わりに使われている方でも、長電話対象が4人以上いる方はいませんでしたので、③が効果的でした。

詳細はこちらをご覧くださいね。

OCNモバイルONE以外の格安SIMをお使いの方も、似たようなサービスがありますので、お近くのデジタルライフ・コンシェルジュにお問い合わせください。

なお、昨年(2017年)の9月から ②の仕組みを、他社にも開放しましたので(ただし料金は1000円)、気になる方はぜひご検討くださいませ。

みなさまの快適なスマホライフにすこしでもお役に立てれば幸いです!

 

デジタルライフ・コンシェルジュ 横沢 聡一 ホームコンじゅく鎌倉教室(神奈川) Facebook :https://www.facebook.com/kamakuranikoniko/ ブログ  :http://blog.goo.ne.jp/kamakuranikoniko 教室紹介 :http://kamakuranikoniko.life.coocan.jp/

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