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  • 柴田光昇

星空をデジタルで楽しもう!

こんにちは デジタルライフ・コンシェルジュ 柴田 光昇です。

私は一眼レフカメラや天体望遠鏡を使って 天体撮影を楽しんでいます。

暦(こよみ)も7月にはいり七夕の季節となってまいりました。 7月7日七夕はしちせきともいわれ五節句のひとつにもなっています。 (旧暦を使う地元田舎では8月7日)

七夕といえば、織姫と彦星の伝説が有名ですよね。 この時期の星空は天高く上がる天の川をはさみ 織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)そして 天の川を渡るように白鳥座のデネブが耀きます。

この時期を代表する有名な夏の大三角ですね。

私の住んでいる地域は長野県南信地方ですが 光害も少なく本当に綺麗な星空が広がっています。

今年は織姫と彦星の逢瀬が叶うのでしょうか… 雲にさえぎられることなく満天の星空の中 伝説の通りカササギの群れがつくる天の川の橋を 二人が無事渡れることを祈りたいものですね。

季節ごとに変わる星空ですが秋になるとアンドロメダ座の近くに アンドロメダ銀河(星雲)がみられます。

冬にはオリオン座のオリオン大星雲も綺麗にみえます。

同じくオリオン座の隣、牡牛座にはプレアデス星団の昴が明るく耀きます。

ご紹介させていただいた星系写真は一眼レフカメラを使い 星の動きに合わせGPS自動追尾で撮影しています。 明るい星が大きく写るようにレンズには ソフトフィルターをセットして使っています。

星系写真の一つに星の軌跡写真があります。

私の住む町の高台から南アルプスをバックに撮影した星の軌跡 東にカメラを向けると北側は反時計回り、南側は時計回りに 星が動いていきます。面白いですよね!

南アルプスのシルエット越しに紫色の光が写っています。 これは山梨県甲府市の光が山々を越えてこちらまで届いているものです。

デジタル写真になってから星系写真に欠かせないのが パソコンと様々な画像処理ソフトです。

画像は今年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』でも話題になっている 松源寺の夜桜と星の軌跡をStarStaXというソフトで 比較明合成しているスクリーンショットです。

StarStaXは海外製の比較明合成ソフトですがMac版もあり 私もMacを使う時はこれで処理しています。

星系写真に必要な画像処理ソフトはこれ以外に RAW現像する際に使うLightroomも重宝してます。 ステライメージという天体画像処理ソフトも 星系写真をやる方には好評です。

最近では天体望遠鏡にアダプターを介して スマートフォンでも天体撮影しています。

通常のスマートフォンだけでは撮影する事ができない 月のクレーターまでクッキリ写せます。

天体望遠鏡に拡大撮影アダプタ―やTリングを介することで 一眼レフカメラを接続して写すこともできます。

一眼レフカメラだと月のクレーターも ここまで大きく拡大して写すことができます。

もう一つ…

自分の一眼レフカメラのCMOSサイズから 画角をシュミレートするためのステラナビゲーターも 星系写真を撮影するにはなくてはならない強い味方!

この上の画像は私の愛機PENTAX K-3ⅡのCMOSセンサーで 18mmレンズをつけて夏の大三角を狙った時を シミュレーションした写野角のスクリーンショットです。

夜空を見上げる際に天体の位置を確認するには スマートフォンの星座表というアプリが便利です。 夜空にかざすだけで目的の星がみつかります。 夏の星空に夏の大三角を探してみましょう!

天体望遠鏡メーカーなどが公開している 天体観測用のスマートフォンアプリも重宝します。

上の画像はVixen用のアイピースブックというアプリです。 鏡筒と接眼レンズの組み合わせで天体がどの位の大きさで どのように動いていくのかシミュレートできます。

撮影した星系写真はスマートフォンにクラウド共有し フォトブックを作って楽しんでいます。 patapataというスマートフォンアプリを使うと簡単に 素敵なフォトブックが完成します!

日本一の星空がみられるスタービレッジ阿智 私の教室から車で1時間ほどの場所にあります。

日本一の星空ナイトツアー2016テーマソング 「星の詩」 「阿智村の星空 × 劇団かかし座 × MILLEA」

この夏は皆さんもスタービレッジ阿智に訪れてみませんか? 澄みわたる満天の星空にきっと感動しますよ(^_-)-☆

 
 

デジタルライフ・コンシェルジュ 柴田 光昇 パソコンじゅく高森教室(長野) 教室HP:http://www.pasokonjuku.com/

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