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吉田智司

イルミネーションの撮り方(一眼カメラ)


こんにちは デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司です。

すっかり日が短くなり午後5時には外は真っ暗。

昼間の活動時間が短くて何かと気ぜわしい季節になりました。

その分夜の時間が長いこの時期、仕事終わりや週末にカメラ片手にイルミネーションを撮影に出かけませんか。この時期は全国各地でイルミネーションスポットがありますよ。

 
 

今回は一眼カメラでの撮影のしかたをご紹介します。

【おでかけ準備】

まずはこの時期、防寒対策をしっかり整えましょう。動かないで撮影することが多いので足元・帽子・手袋など。カメラの操作がしやすいカメラ用手袋もありますが、私の場合ゴルフ用の手袋(両手用)を流用しています。

【持っていくもの】

  • 一眼カメラ - 18-200mmなど高倍率ズームレンズがおすすめ。暗いところでのレンズの付け替えは慣れてないと大変です。

  • 三脚 - イルミネーションは結構明るいので無くても撮れますが、有ると色々な撮り方ができて楽しいです。

  • レリーズ - またはリモコン。三脚とセットで使います。カメラを直接触らずにシャッターが切れるのでブレを防止できます。無くても慎重にシャッターが押せれば大丈夫。

【事前設定】

  • ホワイトバランス(WB) - 通常「オート(AWB)」になっていることが多いですがイルミネーションの色の再現性を高める「太陽光(☀)」がおすすめ。

  • シャッター - 連写モードにしておくと同じような写真が大量に撮れちゃいますがブレてない写真の確率が上がります。

  • 露出補正 - 明るめに撮影したほうが華やかに撮れます。+1/3~+1の範囲でお好みで。撮影場所を変えるたびに再設定しましょう。

【撮り方】

三脚の有る無しで撮り方が異なります。有る場合は画質優先。無い場合はブレ防止優先の設定にします。

【三脚が無い場合】混雑で使えない時や歩き回りながら撮るときなど

  • 撮影モード - 「Tv(メーカーによってはS)」(シャッター速度優先)で1/60~1/15秒。撮るときは脇を締めてしっかり構えないとブレます。

  • ISO感度 - 「オート」明るさが足りない時に自動で感度を上げてくれます。

【三脚が有る場合】じっくり撮れるチャンスがあったら三脚をセットしましょう。

  • ISO感度 - 400に固定しておけば画質のきれいな写真が撮れます。その分シャッター速度が遅くなる=ブレやすくなる。ということで三脚が必要になります。

  • 撮影モード - 「Av(メーカーによってはA)」(絞り優先)でF8~F16。絞ることで写真のクッキリ感が上がります。F16ぐらいになると光芒(光のすじ)が出てきます。

  • 撮影モード - 「Tv(メーカーによってはS)」(シャッター速度優先)で1/2~1秒。三脚を使ってシャッター速度を遅くすると面白い写真が撮れます。 (カメラを触るのでしっかりした三脚がおすすめ)

MF(マニュアルフォーカス)にしてシャッターが開いている1~1/2秒の間にピントリングを回すとこんな写真が撮れます。

今度は1~1/2秒の間にズームリングを回すとこんな写真が撮れます。

どちらもピントが有ってる時間をちょっと長めにするのがコツです。

最初は回す範囲やタイミングがうまくいかないですが、画像を確認しながら試行錯誤すれば撮れるようになります。

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司

パソコン塾三郷教室(埼玉)

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