ポモドーロタイマーのススメ
こんにちは。デジタルライフ・コンシェルジュの増田由紀です。
皆さまは「ポモドーロ」っていう言葉、ご存知ですか? 「ああ、あれだ、パスタやさんのメニューにある」 そう、トマト味のパスタを「ポモドーロ」っていいますね。ポモドーロはイタリア語で「トマト」のこと。
でも今回は、食べ物のお話ではなく時間管理のお話。
「ポモドーロテクニック」という時間管理法があります。「ポモドーロ法」とも呼びます。 25分を1ポモドーロと数え、その短い時間に達成すべき目標を設定して、短時間で集中して作業することで、効率をアップさせるというテクニックです。 25分、30分にも満たない時間です。集中したらあっという間ですね。
なぜ「ポモドーロ」っていうのかって? それは、この方法を考案したイタリアの起業家で作家のフランチェスコ・シリロ(Francesco Cirillo )さんが、学生時代に愛用していたトマト型のキッチンタイマーを使っていたからだといわれています。トマトの形をしていなければ、別の名前で呼ばれていたんですね。
ポモドーロテクニックの特徴は、「短めの作業」と「短い休憩」を繰り返すことです。 25分を1ポモドーロとし、短時間に集中して作業を終わらせる。そして25分ごとに5分程度の休憩を入れます。 <25分作業+5分休憩>これが4回終わった後で、15~30分の休憩を取ります。2時間ごとに長めの休憩が撮れるということですね。
小休止、小休止、大休み、って感じでしょうか。
パソプラをお楽しみの皆様は、ビジネスでバリバリ仕事の成果を上げる、というわけでないかもしれませんが、この考え方だけを利用してみるのはいかがでしょう。 やらなくてはならないことを小分けにして、「この25分でこの作業をやろう」「次の25分でこれを終わらせよう」という感じ。
そこで活躍するのがスマホのアプリです。時計で25分計っているのもいいのですが、あらかじめ「25分」という単位に設定されたタイマーが使えます。 「ポモドーロ」と入力してアプリを検索してみてください。たくさんのポモドーロタイマーを見つけることができるでしょう。
実際私も、ポモドーロタイマーをかけながらこの記事を書いているんですよ(笑)。 25分から計り始めて、時間が経過していく様子が見られます。ボーっとしている暇はありません。
でも短時間で、例えば「25分でこの記事を書こう」と思ったら、やはりすごく集中します。普段だったら気になる着信音とか、通知音とか、のどが渇いたなあとか、ちょっと寒いなあとか、そんな「雑念」とでも申しましょうか、そうしたものをはねのけて「やる!」に集中できる気がします。
集中したい時にだけ使うのでもおススメです。 時間管理術の一つですから、仕事だけでなく家事や趣味、スポーツなどにも応用できると思います。
短い時間が決まっていると、「とにかく時間内に1つ終わらせよう!」と意識することができ、集中しようとします。集中しようとしないと、「ま、いっか、いつでも」「今じゃなくても」「後でも」「そのうち」と怠け心がムクムクと頭をもたげてきます。人間って・・・弱いものですよね(笑)。 ですから集中したい時、私はポモドーロタイマーをとても気に入っています。 ちょうどこの記事も書き終わり5分の休憩に入りますね!
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