災害時のTwitterのすすめ
- パソプラ編集部
- 2018年6月18日
- 読了時間: 3分
こんにちは、パソプラ編集部です。
昨日18日7時58分に大阪府北部を震源とするM6.1の大阪地震が発生しました。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災したときにまず欲しいのが情報だと思います。
「どれだけの規模なのか」
「自分はどんな状況下にあるのか」
テレビやラジオが使える状況ならおおよその概要はつかめると思います。
(停電に備えて電池式のラジオを用意しておくことをお勧めします)
それからスマートフォン。
災害時、電話回線はつながりにくくなります。
家族や親戚との連絡はその普及率で「LINE」がおすすめ。
通話もできますが、「大丈夫?」のメッセージを送っておくだけでも「既読」がつけばとりあえず一安心できます。
(そもそもこの既読機能は東日本大震災の安否確認が教訓になっているそうです)
それでは身の回りの情報はどのように集めればいいのでしょうか?
2,3日経てば市町村のホームページに地域の災害状況・避難所についての情報が掲載されると思います。
では災害当日の情報は?
「地域の危険な場所」「道路の状況」「交通機関」
ニュースとして得られるのは確認してまとめるための時間と公共性のあるものの制限があります。
こんな時にお勧めなのが「Twitter」です。
Twitterはその利用者が発信者であるためリアルタイムの口コミの情報が得られます。
またその文字数の少なさから気軽にたくさんツイート(つぶやき=発信)される使い方が普及したことで地域の情報も比較的多く発信されています。
またその発信の対象がFacebookやLINE等のように特定の相手に限定されないため、だれでも見ることができます(これを忘れたツイートが炎上騒動になることがあります)。
以上のようなことからTwitterは身近な情報収集にお勧めです。

■Twitterのインストール
Twitterは見るだけで発信しなくてもOKです。また使ってない人は早速入れてみましょう。

初めて起動するときはユーザー登録が必要です。
「名前(ニックネームでOK)」と「電話番号(携帯電話の番号)」を入力し「登録」します。
「フォロー」をするとその相手のツイートが自分の画面に常時表示されますが、後からいくらでも増やせますし外すこともできます。
災害時のお勧めのアカウントは
各市町村のTwitterアカウント
ここでは情報の集め方について説明しましょう。
検索欄に探したい情報のキーワードを入力します。
「話題」というカテゴリーが表示されます。リアルタイムではなく比較的反響のあったツイートが優先されて表示されます。1件当たりの情報量は少ないのでスクロールして多くの情報から判断するようにします。

電車の運行状況などリアルタイムの情報が欲しい時は「最新」をタップします。
情報としては精査されていないのでキーワードを含むツイートの中なら有益な情報を探します。
「開通していても実際はホームに人があふれている」など、実際のツイートが役に立つことがあります。

他にもハッシュタグと言って「#〇〇(キーワード)」を入れることで、共通話題としてツイートを発信したり見たりすることができます。
検索欄に「#〇〇」と入力するかツイートの「#〇〇」をタップするだけでも表示されます。

Twitterは口コミ情報と同じです。必ずしも正しい情報とは限りません。
実際に熊本地震の時にライオンが逃げたとツイートしたものが拡散されたことがありました。
(その後この発信者は偽計業務妨害罪で逮捕されました)
しかし多くの情報を見ることで判断材料が増えることは確かです。
今回は取り急ぎ災害時の情報収集についてまとめました一度お試しください。

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