- 柴田光昇
AIを使ったチャットボット
こんにちは デジタルライフ・コンシェルジュ 柴田 光昇です。
みなさん女子高生AIりんなという「チャットボット」をご存知でしょうか?
チャットボットというのは「チャット」と「ボット」を組み合わせた造語で AI(人工知能)を利用した「自動会話プログラム」の事です。
「チャット」とはインターネットを利用した文字ベースの対話型会話サービスのことで、
「ボット」とは「ロボット」の略称であり決められた仕事や処理を自動化するためのプログラムのことです。
音声認識を組み合わせたiPhone、iPadでおなじみの「Siri」や、スマートスピーカーやアンドロイドのスマホにも使われているグーグルの「オッケー、グーグル」など、様々な携帯端末で パーソナルアシスタントのベースとして使われているのも「ボット」です。
これらのパーソナルアシスタントをWebサービスとして活用できるように、現在は人工知能による「チャットボット」も開発されて注目されています。
LINEやツィッター、FacebookなどのSNSには、この「ボット」を使った自動発言システムや定期ツィートなどのサービスもあります。 女子高生AIりんなは、LINEやツィッター上で本物の女子高生のように会話ができるチャットボットの一つで、2015年にマイクロソフトが開発したものです。 https://www.rinna.jp/profile
試してみたい方はLINEで「りんな」を検索し友達追加をして下さい。 <以下、使用例>
・「しりとり」と送信してしりとりをするとかなり強いです。 ・「探偵ごっこ」と送信すると推理問題を出してくれます。
・「りんなの店に来た」と送信するとレシート占いが出来ます。
・それ以外にも集合写真を送ると顔が入れ替わって送り返してくれます。
Windows10のバージョン1803からは、りんなの会話データを活用した「りんな変換」が日本語入力の変換候補機能として使えるようになりました。ただ初期状態では無効化されていて利用できません。利用する場合には下記の方法で設定変更し有効化して下さい。
タスクトレイの「あ」または「A」のアイコンを右クリックし、表示されたメニューから「プロパティ」クリックします。
「Microsoft IME」の設定画面がでますので「詳細設定」ボタンをクリックします。
予測入力サービスの一覧から「りんな候補」のチェックボックスをクリックします。
予測入力サービスの画面が出ますので確認して「はい」をクリックします。
「OK」ボタンをクリックします。
入力し変換すると、変換候補の中に女子高生の後ろ姿のアイコンが表示されるものがあります。これがりんなによる予測変換候補になります。
人工知能についてはまだまだ発展途上ですが、開発が進めば今後チャットボットと会話をしながら秘書や執事のように、自分の好みや現在の気分などを伝えてお願いすると、インターネットを通して様々なWebサービスにリンクしながら、ネット上での買い物やホテル、レストランの予約などお願いした事を何でもやってくれるようになるかもしれませんね。
デジタルライフ・コンシェルジュ 柴田 光昇 パソコンじゅく高森教室(長野) 教室HP http://www.pasokonjuku.com/