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スマホのGBやGの意味

  • 増田由紀
  • 2018年11月12日
  • 読了時間: 5分

こんにちは。デジタルライフ・コンシェルジュの増田由紀です。

<スマホの世界にはわからない単位が多い!> スマホやパソコンにはいろいろな略語が出てきます。 しかも似たようなものが。 それで生徒さんとの会話がかみあわなかったり、こんがらがったりすることがあるのです。

よく皆さんが混乱するものの中に、「GB」と「G」という単位があります。 例えば「256GB」、「5GB」、「4G」

数字はだいたい「2桁、3桁」か「1桁」ですね。 「256G」という表記はまずないけれど、「5GB」や「5G]はある。 だから迷ってしまうのですよね。

<スマホ本体の容量に関係する数字>

まずは大きい数字から。

64、128、256、512 という数字を見たら、 スマホ本体の容量に関係する数字だと思ってください。

60とか100とか、300とか、そういう切りのいい数字ではありません。 皆さまのお使いのスマホにデータを保存できる容量。 単位は「GB」です。ギガバイトと読みます。

大きければ大きいほど、写真や動画をたくさん保存しておくことができる。 そういう容量です。だから2桁とか3桁の数字です。 例えばこちら、iPhoneを買おうと思った時に出てくる数字。 256GBは、256ギガバイト。 どれくらいたくさんのデータを保存できるかがこの数字で決まります。

<スマホの通信契約にかかわる数字> 次に「5GB」。単位は「GB」

5GB も 5ギガバイトと読みます。 じゃあこれも、容量? 先ほどの256GBに比べてずいぶん少ないけれど。

1桁の場合は、「データ通信量」です。 スマホの通信契約にかかわる数字だと思ってください。

スマホの契約をする時に、「1か月にどれくらいデータ通信するか」という契約をします。 データ通信は、インターネットを利用する通信。

外でどれくらい、ネットを使うか。ホームページで調べ物をしたり乗換案内を見たり、地図を見たり動画を見たり、LINEでやりとりしたり、ポケモンGOをやったり・・・ 外でどれくらいネットを使いますか? ということをもとに契約を決めていきます。

1GB、3GB、5GB というように1桁の数字が続きます。 外でガンガン使うよ、バシバシ使うよ、という方には「20GB」というプランも用意されています。 でも大抵の人は3GBとか5GBくらいではないかな?

あまり使わない(と思う)から、といって一番少ない1GBプランとか会社によっては2GBプランなどにすると、月末あたりにインターネットになかなかつながらなくなる事態に陥ります。 そして「1GBだけ買い増ししませんか?」というようなご案内が携帯電話会社から来て、ぽちっと押してしまう。。。 そんなご経験がある方もいるかもしれません。

外で動画も見ないし、ポケモンGOもやらないし、動画を送ったりもしないし、ダウンロードもしないし・・・ という方は、3GBとか5GBでも十分やっていくことができると思います。

外で動画をどんどん見る、空き時間にはYouTubeを見てる、ポケモンGOは毎日やってる。 そんな方が1GBのプランだと、月の前半で1か月に使えるデータ量を使いつくしてしまって、月の後半はものすごく遅いインターネットへの接続にイライラさせられることになるかもしれません。

<スマホの通信速度に関係する数字>

5GBと似ていますが4Gというものあります。 これも1桁で、「G」がつく。それにそのうち「5G」というのも出てきます。 5GBと5Gと、似てるじゃないか! ってことにもなりかねません。

4Gの「G」は、generation(ジェネレーション)の「G」です。 4Gは、「4th Generation」を略した言葉で、「第4世代」という意味になります。

第4があるなら第1もあるのか? あるんです。 「4G」は通信速度に関係する数字です。

世代が上がるごとに、通信速度が速くなっています。 昔よりも今の方が、通信速度が速くなっています。 昔は動画を見るのに、ゆっくりゆっくり読み込まれて、それを待ってからようやく動画が見られる、という風だったのが、通信速度が速くなった結果、今はさーっと読み込まれて、すぐに動画を見ることができる。

だから私たち、LINEで動画を送ったりしても、すごく待たされることなく見ることができたり、ニュースの動画をスマホで簡単に見ることができたりするわけです。

「今でも待たされるけど」という方もいるかもしれません。 もちろん通信環境にもよりますね。地下にいるとかビルの陰に入ってしまったとか。

スマホの上部に「4G」と書いてあるのを見かけることはありませんか? これが通信速度。今4Gの速度でインターネットが利用できますよ、という意味です。 これは自分で調整するというものではなく、その場所場所で表示が変わります。

今までを振り返ってみると、 「1G」時代は、アナログ携帯電話時代。 「2G」時代はNTTドコモがiモードを開始した時代。携帯電話でインターネットが利用され始めた時代です。 「3G」時代は動画や音楽が楽しめるようになり、スマホ時代の到来となりました。 「4G」時代の今、私たちは外で動画や映画を見たり、地図と連動したゲームを楽しんだり、現在地をもとに経路検索を気軽に利用したりしています。

これが「5G」となるとどうなるのでしょう。 5Gの通信速度は4Gの100倍だそうです。 5Gが一般利用できるようになると、ネットの閲覧が今よりもずっと早くなるのです。 例えば私が映画を1本ダウンロードしようとすると、10分以上はかかっているところが、5Gの世界では数秒で終わる、ということなんです。 でもこれは映画のダウンロードを早くするために開発された技術ではありません。 自動車に導入されたり(全自動運転)、工場に導入されたり(作業のフル自動化)して、私たちの生活を支えてくれるというものです。

スマホを使っていると、略語も単位も紛らわしいものが多いですが、そんな未来をこの数字から感じ取ってみると面白いのではないでしょうか。

 

デジタルライフ・コンシェルジュ増田由紀 パソコムプラザ新浦安(千葉) ・教室HP https://www.pasocom.net/ ・ブログ https://www.masudayuki.com/ ・Facebook https://www.facebook.com/pasocomplaza ・Instagram https://www.instagram.com/yukinojo7/         ・Twitter https://twitter.com/yukinojo7

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