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  • パソプラ編集部

Webブラウザーの安全性(セキュリティ)

こんにちは、パソプラ編集部です。

インターネットを見ていたら突然、「ピーーーーー!(ビープ音)」とともに

「Windowsセキュリティシステムが破損しています」

Windows10によってWindowsシステムが古くなり破損していることが検出されました。

と表示されました。

これは「詐欺広告」または「ダウンロード爆弾」と言われる偽のメッセージです。

実際に不具合を起こしているわけではなく、ユーザーを脅かして「更新」ボタンを押させて悪質なプログラムをインストールさせるための手段です。

表示される仕組みはサイトにある広告の中に悪質なものがあり、広告が表示されるとこの画面が表示されるプログラムが埋め込まれているようです。

ですから、怪しいサイトを見ていなくても突然表示されてビックリしてしまうわけです。

焦らず閉じればOK。しかしメッセージの閉じるを押しても閉じません。

ブラウザそのものを閉じましょう。

せっかくなので、「更新」ボタンを押したらどうなるか試してみました。

新しいタブが表示され「PC修復ツール」をダウンロードする画面が表示されました。

それっぽいですが偽ツールなのでくれぐれもインストールしないよう注意して下さい。

ここまでWindows 10 の標準ブラウザー「Microsoft Edge」で見てきましたが、このアドレスをGoogle のブラウザー「Chrome」で開いて、「更新」ボタンをクリックしてみました。

PC修復ツールの画面は表示されず「400 Bad Request」と表示され、偽ツールのインストールを未然に防ぐことができました(Mozilla「Firefox」も「400 Bad Request」表示でした)。

これに関連して、以前に佐川急便の偽ショートメールから偽サイトに誘導する問題が発生したときに、そのURLを各種ブラウザで開く実験をしたことがあります。

左上の「Chrome」と左下の「Firefox」は偽サイトの注意メッセージが表示されました。

中央の「safari」はURLによって警告だったり偽サイトだったり。

右上の「Edge」と右下の「Internet Explorer」は偽サイトが表示されてしまいました。

(2018.11.14 時点)

Windows10を使う限り標準ブラウザーの「Edge」が開きやすいですが、どうも安全性に疑問が残ります。

ここだけの結果を見る限り、Google「Chrome」ブラウザーを使うことをおすすめします。

 

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