- 吉田智司
連絡先が全部無くなっちゃいました!iPhone編
こんにちは、デジタルライフコンシェルジュの吉田智司です。
先日、卒業された生徒さんが慌てていらして
「先生!iPhoneの住所録が全部なくなっちゃいました!」
お話しを聞いたら
iPhoneを新しく買い替えたところ、古いiPhoneを処分するのに連絡先がそのままだといけないと思ったらしく、ご丁寧に1件1件手作業で100件近く削除したそうです。
そうしたら、新しいiPhoneの方の連絡先も削除されてしまったそうです。
iPhoneはiCloudというクラウドサービスがあり、iPhoneやiPadなどの写真や連絡先、ファイルなど自動的にバックアップして各端末を同じ状態になるようにしてくれています。
ですから、どれかの端末でデータが削除されると同じアカウントの別の端末も同じように削除されてしまいます。
それでもバックアップを取ってくれているので復元することができます。
実際のやり方を説明しましょう。
パソコンからインターネットで「iCloud」のサイトを開きます。
「iCloud」
Apple ID (メールアドレス)とパスワードを入力して「→」をクリックします。
iPadや古いiPhoneに次のような確認画面が表示されます。「許可する」をクリックし、確認コード(毎回変わる)を確認します。
確認した数字を画面の方へ入力します。
「このブラウザを信頼しますか?」の画面は「信頼する」をクリックします。
ログインしたiCloudのメニュー画面が表示されます。
「設定」アイコンをクリックします。
左下の復元の一覧から「連絡先の復元」をクリックします。
日付が複数表示されるときは戻したい日付を選択して「復元」をクリックします。
確認画面が表示されるので「復元」をクリックします。
「復元しています…」が表示されるのでしばらく(数分)待ちます。
完了のメッセージを確認して「OK」をクリックします。
ブラウザを閉じて終了です。
他にもパソコンにiPhoneをつないでiTunesアプリで丸ごとバックアップを取っている場合は、同じ方法で丸ごと復元することもできます。
iCloudの無料版は5GBまでですが音楽ファイルなど保存されている容量が多い場合はiTunesのバックアップを活用しましょう。
一度iCloudにログインすると信頼されたブラウザになるので別の端末の確認がが無くなります。
実際にやってみるとそれほど難しい作業ではないので一度試してみてください。 (古い日付に復元するとそれ以降に入力したものが無くなるので注意してください)
今回はiPhoneでしたがAndroidにも同じような機能があるので、またご紹介しますね。
デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司
パソコン塾三郷教室(埼玉)