評価は数字に頼り過ぎないようにご注意
- 吉田智司
- 2019年5月29日
- 読了時間: 2分
こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの吉田智司です。
先日のNHKの「クローズアップ現代+」の放送にこんなものがありました。

内容は
Instagram(インスタグラム)など、SNSのフォロワーを販売する業者があって、高くても1人6.5円で購入することができる。
番組の中では実際に10,000人のフォロワーを10,500円で購入する実験をやっていました。
(リンク先は公式の文字起こしサイトなので詳細はそちらをご覧ください)
私たちはインターネットの普及に伴って、大手メディアの良くも悪くも一方的な情報伝達から解放されてきました。
実際のニュース映像も切り取り方によって全然違う内容であることもツイッターなどで少なからず見かけます。

Twitter・Facebook・Instagram・LINEなどのSNSの普及に伴い、より多くの多角的な口コミ情報がこれまでとは比較にならないぐらい簡単に手に入ります。
しかし、多すぎる情報はその分ノイズ(雑音)も多くなり返って判断が難しくなる場合も多く、そんな時に頼ってしまうのが「数字」です。
「Amazonのこの商品は★4.5だからこれを買おう」
「食べログで4.2だから美味しいお店のはず」
「このインスタグラマーさんフォロワー1万人超えてるからすごい」
「このYoutubeの動画の再生回数100万回いっててすごい」
多くの場合は間違いないですが、こんなこともあります。
評価「3.9」のあるアプリ。レビューを「最新」で並べ替えてみると次の通り。

最初に高評価のレビューを書いてもらって高評価を得ても、それを鵜呑みにアプリを入れた人の実際の評価が、レビューを最新順に並べることで全く逆の場合があります。
当たり前の話しですが、数字の評価が売り上げに直結している以上、そこに需要が発生すればそれを供給する業者が出てきます。
ぜひ、評価を確認するときは★の数だけでなく、最新のレビューの内容を確認してみてください。低評価のレビューの内容でも、ユーザー側に問題がある場合も少なくありません。
また、「おすすめ商品」などもそのまま購入せずに、インターネットやTwitterで検索してみると多角的に分析できます。

デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司 パソコン塾三郷教室(埼玉) HP:https://www.misatokyousitu.com/
Comments