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吉田智司

人気のDELLノートPCをご紹介-後編

こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの吉田智司です。

昨日の記事で、コスパ最強で人気のDELLノートパソコン。

Vostro 15 3000(3581)」をご紹介しました。

Webを見たり、WordやExcelなどの作業をするにはサクサク動いて良いパソコンです。

しかし、ストレージ(保存媒体)がSSDの128GBしかありません。

Windows10本体やOfficeをインストールすると60~70GBは使います。

最近はOffice365のサブスクリプション契約でクラウドに1TBの容量が使えたり、Googleフォトに写真や動画が無制限にアップロードできますが、やはりPC内の保存容量が少ないのは何かと不安です。

この解決策について、この機種ならではの解決方法があります。

この Vostro 15 3000(3581) は2.5インチHDD(SSD)を内蔵するための空きスペースがあります。

それもご丁寧にマウンターと固定用のネジまで付いています。

ここに使っていたパソコンからHDDを移設すれば今までのデータはそのまま引き継げますし、新しいSSDを増設すれば、保存容量の心配が要りません。

裏蓋を開けて作業する必要がありますがノートPCにメモリーを増設したことがあればできると思います。

手順を説明しましょう。

(メーカー保証が受けれなくなる可能性があります。事前に起動して機種に不具合が無いか確認しましょう。以下自己責任で。)

①まずは裏蓋のネジを全部外します。

青丸は、共通の大きさのネジです

赤丸は、ネジがゆるんでも取り外せません

黄丸は、ネジが小さいです

②黄丸のネジを外すとDVDドライブが抜けます。抜いた後、ネジが2つ見えるのでこれも外します。

③裏蓋はツメで引っかかっているのでギターピックのようなものでこじりながら一周外します(VGAコネクタが引っかかるので注意)。

④内部の写真です。赤丸4つのネジを外せばHDDのマウンターが取り外せます(HDD固定用のネジは紙テープを外すと出てきます)。

ついでにメモリー(仕様:SoDIMM DDR4 2133 MHz)を増設する場合は黄色枠のところです(1スロット8GBまで)。

⑤旧ノートPCのHDDを移設するか、新しく2.5インチタイプのSSDをマウンターに取り付けます。

⑥SATAコネクタ(HDDのコネクタ)の向きを合わせて挿し込み、逆の手順で元に戻します。

PCを起動します。

新品のSSDを付けた場合はフォーマットしないと認識されません。

過去のこの記事を参照してください。

コンピュータを開いて「OS(C:)」とDVD以外にローカルディスクが認識されていれば増設はOKです(旧HDDを移設した場合、パーティションの切り方で複数のドライブが表示されることがあります)。

最後にユーザーの保存場所を増設したドライブに設定します。

通常、「ドキュメント」「ピクチャ」などはメインのストレージ(ここでは「OS(C:)」)内のフォルダに保存されます。

容量の大きなドライブに変更しておきます。

⑦次の順に開きます。「OS(C:)」ドライブ →「ユーザー」フォルダ →「(ユーザー名)」フォルダ。ここに「アドレス帳」~「ミュージック」のフォルダがあります。

それぞれのフォルダで右クリックして「プロパティ」を表示、「場所」タブの「移動」をクリックします。

⑧新規SSDの場合、開いたらユーザーと同じ名前のフォルダを作成、その中にそれぞれのフォルダ(「ドキュメント」の場合は「Documents」)を作成し「フォルダの選択」をクリックします。

HDDを移設した場合、「ユーザー」フォルダ →「(使用していたユーザー名)」フォルダを開き、その中にある同じフォルダを指定して「フォルダの選択」をクリックします。

(「このフォルダにアクセスする許可がありません」のメッセージができますが、「続行」をクリックするとしばらくして開きます)

⑨次のメッセージがでます。「はい」をクリックすると新しい場所が標準の保存場所になります。(各フォルダ繰り返します)

これで容量の心配もなく新しいパソコンがサクサク使えます。

ご自身での作業に自信の無い方は、お近くの「パソコープ」の教室にお問い合わせくださいね。

 

デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司 パソコン塾三郷教室(埼玉) HP:https://www.misatokyousitu.com/

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