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新iPhoneのラインナップを考えてみる

2019-10-03

こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの橋田紀孝です。

 

9月20日、新しいiPhoneが発売されました。


毎年発表の翌朝のニュースでも取り上げられるほど注目を集めていますが、ここ数年はすでに他社のスマホに搭載されている機能も多く、あっと驚くような製品かと言えば驚かされるのは高額な価格設定くらい、といった感じです。


iPhone以外の他社のスマートフォンも「iPhoneでなくては出来ない」ということは少なくなり、スマホはもはや「最先端の製品」ではなくなり、パソコンやビデオカメラなどの普通の家電のようなものになってきたのかもしれません。

 

そんな「スマホがあって当たり前」の時代になった現在、iPhoneのこれまでの製品構成を振り返りつつ、今後の戦略を「超個人的に」考えてみたいと思います。

※あくまでも僕の考えですのでみなさんもあれこれ考えてみてください(笑)

 

 

さて、今回発売されたのは「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」の3機種です。

 

 

ものすごく簡単に説明してしまえば、昨年発売された

 

  • 「iPhone XR」の後継機が「iPhone 11」

  • 「iPhone XS」の後継機が「iPhone 11 Pro」

  • 「iPhone XS Max」の後継機が「iPhone 11 Pro Max」

 

です。

 

 

ラインナップやデザインを見ると今までとそんなに変化がなく、目立ったところはカメラが2つや3つになったところくらいで5Gへの対応も見送られ、これといった特徴のないモデルチェンジのように思われます。

 

 

ですが、よくラインナップを見てみると変化が見られます。

 

これまでの(日本での)系譜を振り返ってみますと

 

「普通の」 iPhone 系
「iPhone 3G」-「3GS」-「4」-「4s」-「5」-「5s」-「6」-「6s」-「7」-「8」
といった感じで進化をしてきました。

 

また大きな画面のものとしては
「大きい画面の」iPhone Plus 系
「iPhone 6 Plus」-「6s Plus」-「7 Plus」-「8 Plus」
という風に進化しました。

いずれも同時発売され「サイズ違い」といった感じです(iPhone 8 Plusだけはカメラが二眼でした)。

 

 

iPhone 8と同時に発表されたのが「iPhone X」ですが、こちらはホームボタンのないモデルの最初のバージョンという意味合いがありました。

 

 

 

なので「iPhone 9」ではなく「iPhone X(テン)」にしたのでしょう。

つまり、「iPhone 3G」からの系譜はここで終止符を打ち、今後はこちらが「普通の」iPhoneになっていくものだと考えられていたと思います。

 


しかし、「iPhone X」は同時発売の「iPhone 8」と性能はほぼ同じだったにもかかわらず、全面有機ELで顔認証という付加価値もあり、価格が最低でも10万を超えるものになりました。

「スマホに10万以上なんて」と思ったのは僕だけではないと思います。

結局僕が購入した「iPhone X」(256GBモデル)は税込で15万円弱でした。


「今後iPhoneは10万超えが当たり前になるのか。。。」

とこれまでのような買い替えは難しいだろうな、と思ったものです。

 


ここ数年のアップルの方針は廉価版のモデルを出さずに1世代、2世代前のモデルを安くして販売するというものでした。実際アップルの製品はもともと高性能ですのでそうした旧製品でも十分に現役で使えます。

しかし新製品の価格だけ見てしまうとどうしてもAndroid端末と比べて「高すぎる」印象を持ってしまいます。

 

 

さて、昨年アップルは「iPhohe X」の後継機の「iPhone XS」と画面の大きな「iPhone XS Max」を発表。

 

これは「普通の」iPhoneのラインが「iPhone X」の系譜に代わり、「画面の大きな」iPhone「Plus」の系譜が「Max」となりました。
ただ、ここへ「iPhone XR」という「廉価版」の位置づけのモデルが加わりました。こちらは「普通の」iPhone XSよりもカメラは1つ少なく(XSはカメラが2つ)、有機ELではなく液晶画面とすることで「機能が削られたけど十分使えるお求め安いiPhone」というイメージのモデルでした。

 

 

ところが、昨年まで「普通の」iPhoneと位置づけられていた「iPhone XS」のラインが今年は「Pro」に格上げされました。と同時に、廉価版と位置づけられていた「iPhone XR」のラインが無印の「iPhone 11」となりました。

つまり「廉価版」から「普通の」iPhoneになったのです。

 

今回廉価版との位置づけだった「iPhone XR」の後継である「iPhone 11」を「普通の」iPhoneとして出したのには「iPhoneは高い」というイメージを少しでも緩和する狙いがあったのかと思います。さらに昨年の「XR」の価格よりも1万円ほど値下げをしました。

これで

「安くはないけれど手が届かないほどではない」

と印象付けたのではないでしょうか。

 

そしてアップル社がパソコンでそうしているように(MacBook Pro、iMac Proなど)

上位機種には「Pro」をつけることで「高くても仕方ないよね」と思わせる戦略が見えてきます(笑)。

 

 

 

実際、発売された「iPhone 11」を手にとってみると、まさに「普通のiPhone」の名がふさわしいモデルだと思います。

基本性能は申し分なく、カメラも広角も入った二眼、Suicaも使えて防水。初めてを持つ人にもお勧めできるモデルと思います。また今後端末割引がなくなる中で、長く使うことができるモデルでもあります。

 

僕の妻は「iPhone 6 Plus」を5年使い「iPhone 11」に買い替えましたが、こちらも今後5年は使えるモデルだと思っています。

 

 


残念ながら今後も「びっくりするような」iPhoneは発表されないかもしれません。ここ数年のパソコンのように着実に新たな機能を(地味かもしれませんが)追加していくことになると思います。


最近ではAndroidでも優れた機種が発売されていますが、セキュリティの面や使いやすさではまだまだiPhoneも負けていません。

「iPhoneが高嶺の花になってしまうのはちょっと困るなぁ」と思っていたところですが、来年は5Gへの対応とデザインの変更も噂されています。なんとかこの路線を来年以降も続けてもらい「高嶺の花ではない」魅力的なiPhoneを今後も提供してもらいたいと思います。

デジタルライフ・コンシェルジュ 橋田紀孝
デジタル&コミュニティサロン エムネット(栃木)
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