自分でできるパソコンデータの完全消去

こんにちは、パソプラ編集部です。

 

昨日、神奈川県の行政データが大量流出したニュースが流れました。

古いパソコンを廃棄する業者が、記憶装置であるHDD(ハードディスク)18個を転売したのが原因だそうです。

 

 

 

パソコンの部品であるHDDはあらゆるものが記録されています。

 

  • パソコンを動かすためのすべてのソフト

  • 保存した文書・住所録・写真・動画 

 

 

また、パソコンから取り外すのも簡単で(+)ドライバー1本あれば比較的簡単にできます。

そのHDDを他のパソコンにつなげば、ほとんどの場合データが全て見られます。

(メリットもあって、それによって壊れたパソコンからデータが救えます)

 

 

「私は廃棄する前に写真や住所録を削除したから大丈夫!」

 

実はここに落とし穴があります。

 

 

パソコンの「削除」は「消去」ではない

 

パソコンのHDDは、データが書き込まれている部分の「データ部」と、そのファイルを管理する「インデックス(索引)部」に分かれています。

 

パソコンの操作でファイルを削除するとインデックス部に

「このファイル(の場所)は削除したから書き込んでもOKですよ」

とマークされるだけで、データ部は上書きされるまでそのまま残っています。

 

その後の作業でそのデータ部が上書きされない限り、専用のソフトを使えば簡単に復元できます。(ですから間違って消去したHDDやSDカードは、なるべく他の操作をしないうちに私たちのような専門の所に持ち込んでください)

 

 

「パソコンをハンマーで壊すかドリルで穴を空ければ大丈夫?」

 

ダメですよ。パソコンの中のHDDを取り出して壊してください。

 

 

しかし電源が入ればもっと簡単な方法があります。

 

 

ハードディスク消去ツール「wipe-out」(フリーソフト)

 

 

「wipe-out」は、CDに入れてパソコンを起動し、ハードディスクの全領域にデータを上書きすることによって、 記憶されていたデータを安全に消去することができます。

 

 

【注意!】

このソフトはパソコンを廃棄する直前に使ってください。

・パソコンは起動しなくなります

・後になって必要なファイルがあっても復活できません

 

 

 

HDD消去の仕方

 

基本的な流れは

 

  1. ソフト「wipe-out」を起動するCD-RやUSBメモリーを作る

  2. 「wipe-out」を操作してHDDを全消去する

 

です。

 

1.起動ディスクを作る。

 

古いパソコンだとUSBメモリーから起動できない場合があるので、CD-R版を作ることをお勧めします。

 

最初に「wipe-out」をこちらからダウンロードします。

(正式版「wpout16t.iso」をクリックしてダウンロードします)

 

 

 

 

パソコンにCD-Rディスクを入れ、ダウンロードしたファイルを右クリック「ディスク イメージの書き込み」をクリックしてCD-Rに書き込みます。

 

 

 

2.「wipe-out」でHDDを全消去

 

廃棄するパソコンに作成したCD-Rを入れ起動します。

(CDから起動する方法は、電源ボタンを押したらキーボードの「F12」キー(メーカーによって異なります)を連打し、メニューからCDを選びます。

 

 

 

起動すると次の画面が表示されます。 

図の青い部分が選択されているので通常はこのままでOK。キーボードの「Enter」キーを押します(確認画面で再度「Enter」キーを押す)。

 

 

 

消去処理には数時間かかります。そのまま放置しておきましょう。

作業が終わると「ディスクのデータ消去が終了しました」と表示されるので「Enter」キーを押し、CDを取り出し、パソコンの電源ボタンを長押しして切れば終了です。

 

このHDDのデータを復元しようとしても、すべてに「0」が上書きされているので修復できません。

また、CDから起動するので「電源は入るがWindowsが起動しない」パソコンでも全消去することができます。

パソコンを廃棄する前にぜひ使ってみてください。

 

 

 

パソコンの全消去に自信がない場合は、お近くの「パソコープ」のお教室へ

あなたのデジタルライフをデザインする教室 パソコープ
パソプラ編集部
Instagram:@pasopla.writter
Twitter::@pasocoop

Please reload

最新記事