Chromeリモートデスクトップ
こんにちは デジタルライフ・コンシェルジュ 柴田 光昇です。
新型コロナウイルスの影響で急速に広がりを見せているテレワーク。 テレワークとは情報通信技術(ICT)を用いて場所や時間にとらわれずに仕事をすることです。
パソコープ会員の教室でも三密を避けるためすでに遠隔操作ソフトを使ったオンライン授業をはじめている教室が沢山あります。
うちの教室でも生徒さんに遠隔操作でのサポートをするため「Chromeリモートデスクトップ」を使っています。
教室の生徒さんにサポートをさせていただく場合は遠隔サポートを受ける側(生徒さん)とサポートを提供する側(講師)とに分かれてChromeリモートデスクトップを使っていますが在宅や外出先でのテレワークにも応用できます。
離れた場所にある会社などのパソコンに接続し手元の端末で操作するリモートアクセスです。
まずは遠隔操作される側のパソコンと操作する側のパソコンにGoogleChromeをダウンロード、インストールしてChromeリモートデスクトップを使えるよう設定しておきます。
使用するにはGoogleアカウントが必要です。 持っていない場合は新規に作成登録しておきます。
GoogleChromeをダウンロード
Google ChromeのインストールやChromeリモートデスクトップのインストールGoogleアカウントの作成方法は下記のYouTube動画をご参照下さい。
パソコン市民IT講座 岡本先生の動画 「Google Remote Desktopを利用したパソコン遠隔サポートの使い方」
●事前準備
双方のパソコンにブラウザ「Chrome」にリモートデスクトップの拡張機能を入れておきます。
パソコンで Chrome を開きます。 アドレスバーに「remotedesktop.google.com/access」と入力します。
(Googleアカウントでログインしておきます。)
リモート アクセスの設定のダウンロードボタンをクリックします。
「Chromeに追加」をクリックし、「拡張機能を追加」をクリックします。
「どうしてインストール」をクリック、ダウンロードしたファイルを開くが表示されたら「はい」をクリックします。
Chromeの右上にリモートデスクトップのアイコンが追加されます。ここをクリックすればリモートデスクトップが始められます。
パソコンの名前を入力しますが、そのまま「次へ」でOKです。
ここまでで大丈夫ですが、リモートデスクトップのショートカットを作ればデスクトップのアイコンからすぐに開くことができます。「インストール」をクリックし確認画面でさらに「インストール」をクリックします。
デスクトップにショートカットアイコンが作成されます。
では、操作される側のパソコンの設定をみていきます。
デスクトップのショートカットか、Chromeの拡張機能のリモートアクセスを開きます。
Chromeリモートデスクトップの最初の画面からリモートアクセスをクリックします。
画面下の方にある「リモートアクセスの設定」から「オンにする」をクリックします。
名前の選択画面で任意に好きな名前を付けて「次へ」をクリックします。
数字を6桁以上でPINを入力し「起動」をクリックします。 ※再入力欄にも同じPINを入力します。
設定したパソコンの名前がオンラインと表示されることを確認します。
続いて、操作する側のパソコンです。
デスクトップのショートカットか、Chromeの拡張機能のリモートアクセスを開きます。Chromeリモートデスクトップの最初の画面からリモートアクセスをクリックします。
同じGoogleアカウントでログインして設定したパソコンがオンラインになっていれば複数のパソコン名が表示されます。 同時に複数接続して遠隔操作する事もできます。
設定してあるPINを入力し青い矢印ボタンをクリックします。
しばらく待つとChromeブラウザの中で接続先のパソコン画面が表示されます。 これで接続先のパソコンを普通に操作できるようになります。
ファイル転送機能(ダウンロードやアップロード)を使うには画面右側にある青い矢印ボタンをクリックします。
オプションのメニュー画面が出ます。
「ファイルをダウンロード」をクリックすると接続先からファイルをダウンロードできます。
ダウンロードしたいファイルを選択し「開く」をクリックします。
左下にダウンロードしたファイル名が表示されます。 ファイル名右側の下向き矢印をクリックしフォルダを開くをクリックします。
ダウンロードしたファイルはダウンロードフォルダに保存されています。 ※画面ショットはWindowsですがMacでもダウンロードフォルダに保存されます。
同様にファイルのアップロードも可能です。
(リモートサポートでつないだ場合はファイル転送機能は使えません)
また、パソコンがスリープ状態になるとオフラインになるので、遠隔操作したいパソコンはスリープなしに設定しておきます。
他にもスマホやタブレットで接続することもできます。 ただ、ファイルを編集するにはやはりパソコンの方が操作しやすいです。
自宅や出先から会社や別の場所にあるパソコンをあたかも目の前にあるように操作できるリモートアクセスは場所を選ぶことなく使えるのでとても便利です。 コロナ禍で移動を制限されるのは窮屈ですがこんな時だからこそ遠隔操作を自身のツールとして取り入れることによりテレワークも身近なものになっていきます。
デジタルライフ・コンシェルジュ 柴田 光昇 パソコンじゅく高森教室(長野) 教室HP http://www.pasokonjuku.com/
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