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  • 増田直樹

オンラインサービスのススメ

デジタルライフ・コンシェルジュの増田直樹です。

人が集まり、おしゃべりをし、楽しいひと時を過ごしていただいている私たちの教室も、今までと同じサービスをご提供できなくなって、数ヶ月となります。

「人が集まれない」「授業ができない」「休むしかない」 そう判断された教室もあるでしょう。

一方で、オンラインレッスンに切り替え、生徒さんと繋がり続けている教室、繋がろうと試みている教室もあります。

私どものパソコムプラザでも、3月の時点で「これはいち早くオンラインレッスンを手掛けておいた方が良い」との判断し、できるクラスから順次オンラインレッスンを体験してもらいました。

ところが戦後初めて緊急事態宣言が発動され、事態は一変しました。生徒さんのご理解とスタッフの尽力により、早めにオンラインレッスンを導入できて、本当に幸運だったと思います。

今、多くの習い事の教室や先生が、仕事をできなくて困っています。一方で、オンラインレッスンに活路を見出し、取り組み始めている人もたくさんいます。

自宅に居ながらにして学べるオンラインレッスンは、外出自粛を余儀なくされているこの時期には大変重宝します。オンラインで受けられるセミナーも多数開催されています。オンラインで行う会議や商談も数多く利用され、オンライン飲み会、オンライン帰省などの言葉も耳にします。

顔と顔を見合わせてのコミュニケーションが大事なのは言うまでもありません。

しかし、現実問題としてそれができなくなった時に、「やらない」「やれない」方を選んでよしとするのか、「やれる」方向で考えるのか、ビジネスをしていればそこは大きな分かれ道となります。

Zoomなどに代表されるオンラインサービスの普及で、私たちは「そこ」に行かなくても繋がることができたり、サービスを受けられたりすることを改めて認識しました。

オンラインでのサービスは今までもありました。しかし、普通に会える、会いに行けるのにあえてオンラインでやらなくても、という考えもあったと思います。

一方で、私たちは今まで、高度成長期以来、都市部では毎朝満員電車に揺られ、通勤や通学をしてきました。暑い日、寒い日、大雨の日、疲れた日でも、「場所への移動」に多くの時間を費やしてきました。

オンラインサービスが気軽に利用できるようになって、「場所への移動」に費やす時間が思いのほか減らせることに、多くの人が気付き始めているのではないでしょうか。

オンラインサービスは一過性のものではなく、これから「選択肢の一つ」として残ります。そこへ行かなければ受けられなかったサービス、会えなかった人、できなかった体験なども、「そこへ行かなくてもできるならやってみよう」という人が確実に増えていくことでしょう。

言い換えれば、お客さまの住んでいる場所などに関係なく、自分たちのサービスをより多くの人に提供できるチャンスが到来したとも言えます。

「これもありなのかもしれない」と、オンラインに対する人々の意識も変わりつつあります。

では今までやってきたことを、オンラインにすればよいのか? Zoomに代表されるオンラインミーティングサービスは、少し勉強すれば誰でも利用できます。ただし、オンラインにすればよいというものではありません。利用者の増えているZoomも道具の一つにすぎません。この道具をどう使うか、今後はその使い方に大きな差が出てきます。

また、オンラインでモノを買ったり、サービスを受けたりする時に、今まで以上に「誰がこれを提供しているのか」が調べられることになるでしょう。その時に有効なのがSNSです。

ネットを介して多くの人と交流できるSNSの重要性はこれから一層増してくるでしょう。SNSも、ただ投稿するだけではなく、どう使うか、人とどう付き合うかが大きなカギとなります。

Zoomの効果的な使い方、SNSの情報発信について、何か少しでもご不安やご心配があるようでしたら、お近くの「パソコープ」加盟のお教室をお訪ね、ご相談ください。オンラインも上手に利用して、この難局を乗り越えて行きましょう。

 

デジタルライフ・コンシェルジュ 増田直樹 パソコムプラザ(千葉・東京) パソコムプラザHP https://pasocom.net/ Facebook https://www.facebook.com/pasocomplaza Twitter  https://twitter.com/naoki7655 Instagram https://www.instagram.com/naoki7655/

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