いちどLANケーブルのチェックを
こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの吉田智司です。
「ルーターを新しくしたのにインターネットが遅い」
「パソコンを買い替えたらインターネットの調子が悪い」
無線接続(Wi-Fi)の場合は、接続するSSIDが複数ある場合
「5GHz」と表記されている方に接続すると電波の混信が避けやすくなるのでお勧めです。
スマホやパソコンによっては対応してない(該当するSSIDが表示されない)場合がありますが、パソコンならUSBに挿すタイプの無線LAN子機(11acの記載があるもの)があるのでそれを使うとスムーズになります。
「有線(LANケーブル)で接続しているのに調子が悪い」
こんな場合はLANケーブルをチェックしてみてください。
LANケーブルはルーターとパソコンを「カチッ」と挿すだけで特に設定は要らず、無線のような混信も無いのでトラブルが少ないはずですが
最近増えてきたのは
「古いLANケーブルの高速通信への未対応によるトラブル」です。
LANケーブルにはカテゴリー(CAT)という規格があります。
ケーブルを見ると「CAT5e」「CAT6A」などと書かれているので一度確認してみてください。
このカテゴリーが「CAT5」のLANケーブルは通信速度「100Mbps」までで、現在主流になりつつあるより高速な「1000M(1G)bps」に対応していません。
パソコンとルーターをLANケーブルで有線接続する場合
どちらかが数年前に機種であれば遅い方の通信速度に合わせてやり取りをするので問題は起きません。
しかし、最近のルーターは「1Gbps」対応。パソコンも「1Gbps」対応の機種にすると、LANケーブルの規格に関係なく高速な信号でやり取りします。
当然信号を伝えきれないLANケーブルでは通信エラーが発生してしまい、インターネットが遅くなるか、最悪つながらなくなってしまいます。
おススメのLANケーブルは「CAT5e」「CAT6」「CAT6A」のカテゴリーのものに買い替えましょう。
「いっその事、高いものを買っておけば間違いない」と
「CAT7」や「CAT8」(あとCAT6AのSTPの物)を選ぶ方もいますが、ノイズ防止のシールドLANケーブルは別途アース処理が必要なので、家庭用としてはお勧めしません。
デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司 パソコン塾三郷教室(埼玉) HP:https://www.misatokyousitu.com/
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