新しいEdgeをご紹介。使いやすい設定も
こんにちは デジタルライフ・コンシェルジュ 横沢 聡一です。
今回は最近お問い合わせの多い、新しいEdge(エッジ)について。
いつの間にか
「アイコンが変わってしまった?」
「変更してよいものなのか?」
そのあたりをブラウザソフトの変遷と絡めてお話しいたします。
Windowsが主流になってから、インターネットを見るソフト(ブラウザソフトと言われます)はマイクロソフトのIE(Internet Explore)が主流でしたが、世の中にはほかにもさまざまなブラウザソフトがあります。
例えば
PC・AndroidではGoogleの「Chrome(クロム)」
iPhone・iPadだと「Safari(サファリ)」
が一般的でしょうか。他にもこんなソフトがあります。ここに完結にまとまっていましたので、ご参考まで
1.ブラウザソフトの変遷
以前は圧倒的にIEがトップでしたが、Windows10になってから、マイクロソフト自体がIEから新しいブラウザソフトEdgeに移行を推奨するようになりました。
教室としても、基本はEdgeをおススメするが、特にセキュリティに厳しいサイトほど、Edgeに対応していないものがあったので、併用せざるを得ない時期がありました。
その混乱の同時期にグーグルの躍進もあったのでしょう、スマホ・タブレット以外でもChromeを見ることが増えました。
この辺はシェア争いの戦国時代ってことですね。Wikipediaには「ブラウザ戦争」なる言葉もあるほどです。
これによれば現在まさに、「第3次ブラウザ戦争」の真っただ中です。
直近のデータです。
データはStatCounterをもとにしています。
2020年6月時点で
Chromeが6割
マイクロソフトのIE+Edge(3位、4位、6位)が2割
アップルが1割
ということを押さえておけばよいでしょうか。
こちらは今までのシェアの移り変わりです。(日本国内)こちらはスマホも含めてです。
IE(青)が右肩下がり、Chrome(緑)が右肩上がり
で2015年ぐらいが分岐点になっています。Safari(灰)もじわじわと増えてきています。これは、iPhoneの影響なのでしょう。
PCで2015年と言えば、まさにWindows10がリリースした年です。
あくまで個人的な感想ですが、WindowsPCとの連携を考えるとEdgeも捨てがたいのですが、セキュリティを重視するネットバンキングなどではトップシェアのChromeには真っ先に対応、Edgeは未対応のままということもあったように思います。
そして何よりもEdgeを使っていると最近とみに重く感じることが多かったのも事実でしょう。
2.新Edgeのインストール
教室としても、そろそろWindows10もChromeかなと思っていた2020年の初頭に以下のようなアナウンスがありました。
「ChromiumベースのEdgeブラウザーの最初の安定バージョンをリリースした。独自のブラウザーエンジンの開発を中止し、良かれ悪しかれ業界標準を採用」
「Chromiumベース」とは簡単に言うと、表示などの核となっている部分に(オープンになっている)Chromeと同様な仕組みを利用したEdgeということ。したがって、表示はもとより、セキュリティの面でも、最も対応が普及しているChromeと同等になるということなので、IEとEdge両方を使い分ける必要はもうなくなりそうです。
「Windowsとの連携バッチリのChrome」という風にもいいかえることができるのではないでしょうか。
実際にインストールして使ってみると、まず動きが軽くなりました。
Edgeに対応していなかったネットバンキングも使えるようになりました。
旧Edgeで個人的に気になったFBのフリーズや、Youtubeの(最小化時の)音の停止などがなくなりました。それだけでも大きなメリットに感じます。
お気に入り(バーも含めて)の移行も自動的に行われるので、変更のいきさつを知っていれば問題なくできると思います。(ただし、教室へのご相談からすると、アイコンが急に変わってびっくりされる方が多いです。この辺のいきさつが分かっているだけでも、ずいぶんと違いますね)
Windows Updateなどで自動更新などがされると思いますが、確実に手動でするには以下のHPですね。
更新に成功するとアイコンがこのように変わります。
(旧EdgeのアイコンはなくなりますがIEのアイコンは残ります)
更新するかしないかは、あくまでもご本人次第ですが、Chromeだけ使っていればいい! と頑なに思っている方以外は、Windowsユーザーであればインストールしない理由はないように思います。
3.新Edgeの設定に関して
(以下WindowsPCの方が対象です)
旧Edgeを使っている方向けに、教室では2点の設定変更を推奨していますので、あわせて紹介させていただきます。
1つ目は「アドレスバーでの検索のデフォルトをGoogleにする」方法です
(特にこれが見つけにくい!)
2つ目は、「ダウンロード場所を自分で選択できる」設定です。
(1) アドレスバーでの検索をGoogle検索にする
まずは新Edgeを起動
①右上「…」(設定など)
→②「設定」
→③「プライバシーとサービス」→一番下にスクロール
→④「アドレスバー」をクリック
→⑤アドレスバーで使用する検索エンジンをGoogleにします。(Google(既定))
この設定にすると
アドレスバー①で検索するとGoogle検索になります。
新Edge②で検索すると Bing検索になります(Bingはマイクロソフトの検索サービスです。Google検索とは結果が異なります。)
(2)ダウンロード場所を指定できるようにしましょう
初期状態では「Download」フォルダに入ってしまいます。このままだと何度もダウンロードをする人が続出したので、教室では以下の設定に変更しています。
参考までですが、この設定だと、各人でダウンロードする場所を決められるように確認する画面が表示されます。
上記(1)の①から②までは同様の操作です。
それ以降は以下の通り
⑥をクリックして「ダウンロードする前に各ファイルの保存先を確認する」を
⑦ オン(青色)にします。
ダウンロード時に「名前を付けて保存」が表示されるようになります。
新Edgeが皆様のお役に立てれば幸いです!
デジタルライフ・コンシェルジュ 横沢 聡一 ホームコンじゅく鎌倉教室(神奈川) Facebook https://www.facebook.com/kamakuranikoniko/ ブログ http://blog.goo.ne.jp/kamakuranikoniko 教室紹介 http://kamakuranikoniko.life.coocan.jp/
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