カラーラベルプリンタでHDD管理
- 吉田智司
- 2020年8月2日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年9月11日
こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの吉田智司です。

先日の記事で外付けのHDDがたまってくると、どこに何が入っているかわからないので中身のファイル・フォルダ一覧をGoogleドライブで管理するところまでお伝えしました。
(詳細は次の記事を参照)
今日はこれをラベルシールにしてHDDに貼って管理する方法をお伝えします。
ブラザーからフルカラーラベルがつくれるラベルプリンターが発売されています。
カセット型の感熱ロール紙を使うので水に強くインク切れの心配もありません。
ラベルの幅も50mm・25mm・19mm・12mm・9mmから選べます。
Wi-Fi接続なのでコードレスでパソコン・スマホから印刷できます。

スマホアプリもありますが、今回はパソコンから作成します。
専用ソフト「P-touch Editor」を起動します。
いくつかテンプレートも用意されていますが、今回は「新しいレイアウト」を選択。

ラベル幅は自動検出。長さは自動調整が初期設定ですが、貼れるサイズを測って65mmと指定しました。

文字は「テキスト」から。サイドメニューでフォント・サイズ・色など設定できます。

ここで前回Googleドライブに保存した「HDDのフォルダ一覧」ファイルを開きます。
これを「共有」します。

「リンクをコピー」をクリック。リンクが作成されます。

このリンクを元にQRコードを作成します。
(QRコードの作り方は次の記事を参照)
QRコード作成サイトにコピーしたリンクを貼り付け「OK」をクリックします。
作成されたQRコードのサイズを調整して「ダウンロードする」をクリックして画像として保存します。

「図」をクリックして「ファイルから」QRコードと写真を挿入しました。
カメラのアイコンは「クリップアート」にいろいろな種類があります。

できたものを保存しておけば、再編集で似たようなレイアウトのものが作れます。
「印刷」をクリック。オートカッターがついているので指定した寸法に自動でカットしてくれます。
印刷したものをHDDに貼り付けて完成。

QRコードをスマホで読み取れば、Googleドライブのスプレッドシートが開き、HDDに保存されているファイルやフォルダーがすべて表示され確認できます。

これならファイルやフォルダが追加されてもスプレッドシートを追加修正するだけで、ラベルを張り替える必要はありません。
データ保存用のポータブルHDDなども同様に管理できます。
HDDをパソコンに抜き差しすることなく、スマホからはQRコード・パソコンからはGoogleドライブを開くだけで簡単にファイルを探せます。
ぜひ、お試しください。

デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司
パソコン塾三郷教室(埼玉)
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