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吉田智司

Office2010はサポート終了後も使えるか?

こんにちは、デジタルライフ・コンシェルジュの吉田智司です。


WordやExcelなどMicrosoft社のビジネス用アプリケーションソフトの総称「Office」。

(今年サブスクリプションパッケージの名称が「Microsoft 365」に変わりました)

この2010年パッケージの「Office 2010」のサポートが今週10月13日終了しました。



公式サイトによると 今後 Microsoft は、Office 2010 のテクニカルサポート、バグ修正、セキュリティの修正プログラムを提供しません。

詳細は次のリンクをご覧ください。




「Word2010やExcel2010をまだ使っているけど大丈夫?」


Windows7の頃のパソコンをWindows10にアップグレードをして使っている方はOffice2010を使っている方も多いのではないでしょうか。


多くのサイトでは

セキュリティ更新プログラムが提供されなくなれば、脆弱性がそのまま放置されることになり、極めて危険な状態でOfficeを使い続けることになってしまいます。

「今すぐ最新のMicrosoft365に移行すべき」


とありますが、本当にそうでしょうか?


  • Windows本体やブラウザ「Internet Explorer」などと違い、WordやExcelなどのアプリは直接インターネットの危険に晒されるわけではない

  • 「脆弱性がそのまま放置される~」とありますが、10年間サポートされていたわけですでに多くの対応は完了してる

  • 新たな深刻な脆弱性が見つかった場合、これまでの例だとMicrosoft社は例外的にサポートする場合が多い


あくまで個人的見解ですが、これらのことからそのまま使い続けてもそれほど問題ないでしょう。



むしろ問題となるのは

  • 現在主流として使われているMicrosoft365で作られたファイルをOffice2010で開くとレイアウトが崩れる

Office2010で作られたファイルはOffice2013以降「互換モード」で開かれるのでそれを保存してもOffice2010形式が保たれますが、Microsoft365で作られたファイルはOffice2010で開くと書式の一部のファイル形式が違うため、表示が崩れることがあります。


ビジネスでWordやExcelファイルのやり取りが多い場合、やはりMicrosoft365への移行が望ましいと思います。



ビジネスなど複数台パソコンを所有している場合におすすめなのがサブスクリプション契約



  • 月額900円の低価格(年払い割引あり)

  • パソコン(Macも含む)5台・タブレット5台・スマートフォン5台までインストールが可能

  • 1TBのOneDrive(クラウドサービス)が使える

  • 常に最新版にアップデート

などのメリットがあります。



個人でも利用できます。お得だと思いますがそこまでコストをかけたくない場合、当面今のOfficeを使い続けて、パソコンを買い替えのタイミングでOffice入りのパソコンに買換えましょう。

注意点は「Office入り」ではなく「Microsoft Office入り」を選ぶことをお勧めします。



 

デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司

パソコン塾三郷教室(埼玉)

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