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橋田紀孝

話題の「Clubhouse」ってなんだ?

こんにちは、デジタルライフコンシェルジュの橋田です。

最近急にテレビで取り上げられるようになった「Clubhouse(クラブハウス)」。

いったいどんなものなのか少し使ってみたのでご報告します。


Clubhouseとは?




2020年の春にアメリカでスタートしたサービスで、いわゆるSNSの一つです。主な特徴は次の通り。


  • 音声のみのサービス

  • 招待制(自分から登録できない)

  • 電話番号を知っている人を招待できる

  • 現在はiPhone・iPadユーザー(iOS)のみ対応・

  • インターフェースは現在は英語のみ(入力は日本語も使える)


ここ数日で日本でも盛り上がりを見せており、著名人などもこぞって始めています。




どんなことができる?


基本的には音声のみのサービスですので、人が話しているのを聴いたり、そこへ参加したりできます。

また、自分で「Room」という談話室のようなものを作って主催することもできます。


他人の「Room」に参加するときはまず「Audience(オーディエンス)」として入ります。聴くことだけができる人です。

「Moderator(モデレーター)」つまり主催者が会話に参加できるかどうかの権限を与えます。

ただ聴くだけならそのままでよし、会話に参加したければ手を挙げて意思表示します。モデレーターが参加してもらってもいいと思えば参加させてもらえます。


音声のみのサービスということで、何をしていても気軽に参加できるというのがあります。著名人同士が話しているのを聴くだけでもよし、テーマごとのRoomで積極的に質問や議論するもよし、ただただ雑談をしてもよし、という感じです。




ルールは?


以下のようなルールがあるようです。

  • 18歳以上

  • 許可なく得られた情報を記録、漏洩してはいけない

  • 著作権のあるものを共有してはいけない




実際やってみて


一週間ほど使ってみての感想ですが、個人的には新鮮だったのは次のようなところです。

  • 音声だけなので気を使わなくていい

  • ちょっとした空き時間に話ができる

  • オープンルームだと友だちの友だちなんかと話せる

  • 落語やピアニストの演奏なども楽しめる

  • 「オフレコ」扱いなので、芸能人の素の会話が聞ける


一番の特徴は「記録が残らない」というところだと感じました。

これによってリアルタイムでしか聴くことができない希少性があり、時間の共有という感覚が強いと思いました。

また、テレビがYoutubeにユーザーを奪われていると同様に、今度はラジオの競合するサービスが出てきたのかなとも思いました。

今後はますますテレビ、動画サービスやラジオなどと「時間の取り合い」が加速していくことになりそうです。



今は英語版でAndroidユーザーは使えないので、みんな試行錯誤でやっています。

感じるのは過去にも現れた新しいサービスの黎明期に立ち会っている、という感覚です。

パソコン通信、インターネット、掲示板、Twitter、Facebookなどのサービスが出始めの頃の雰囲気を思いまします。


今後Clubhouseがどうなっていくかわかりませんが、Android版・日本語版のリリースなどを経てどのようになっていくか楽しみです。


招待制で、招待できるのは初めは1人2名までで、条件によっては増えるようです。また、招待枠を使い切ってしまってもお互いに電話番号が登録されている場合、招待してほしい人がアプリを入れておくと招待してもらうこともできるようです。


どんどん登録者も増えているようですので、iPhone・iPadをお使いの方で興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。


 

デジタルライフ・コンシェルジュ 橋田紀孝

デジタル&コミュニティサロン エムネット(栃木)

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